小田急電鉄は3月1日、「小田原ワーケーション」の専用ウェブサイトを開設し、実証実験を開始する。期間は5月31日まで。
小田原は新宿から特急ロマンスカーで最短59分、東京から新幹線でおよそ30分と良好なアクセスに加えて、海・山の自然、城下町としての歴史・文化など、多くの観光コンテンツが集積している。本企画では、観光地に留まらない、新しい「小田原ステイ」をワーケーションを通じて提案し、新たな体験型ワーケーションの事業化に向けた検討を深めていく。
3月1日には、小田原の体験コンテンツ・イベントとワークプレイス情報を集約した専用ウェブサイト「小田原ワーケーション」を開設。体験コンテンツ・イベントでは、期間中、開放的な海辺でのワークとバーベキュー体験や小田原への移住体験ができるプログラムなど、仕事も余暇も楽しめる企画が全23種用意される。
また、小田原名産の柑橘・片浦レモンなどの季節の旬が味わえる収穫体験、伝統的な和風建築物の解説とともに別荘群を散策するガイドツアー、漁師町風情が残る小田原かまぼこ通りで地元の名産を味わえるまち歩きツアーなどのイベントを順次開催する予定。
ワークプレイス情報では、市内18ヵ所のワークプレイスへのアクセスや席数などの施設概要に加えて、凸版印刷が提供する混雑状況可視化サービス「nomachi(ノマチ)」のワイヤレスセンサーを活用したリアルタイム空席情報を掲載する。
なお、体験コンテンツ・イベント、ワークプレイスともに2月18日時点の数であり、今後、小田原市や地域事業者・団体などと連携し、順次拡大する予定。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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