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山根博士のグロスマレビュー

使いやすいサイズと「低価格」、OPPO初の折りたたみスマホ「OPPO Find N」を試す

2022年02月16日 12時00分更新

5000万画素カメラを搭載する本格的なカメラフォン

 最後にカメラの使い勝手や作例をお見せしよう。OPPO Find Nの写真撮影は本体を自在に動かしてできる。閉じた状態では普通のスマートフォンのように撮影できるし、本体を開いて大画面でプレビューを見ながら撮ることも可能だ。また前述したようにフレックスモードを使えばOPPO Find Nを置いた状態で撮影が可能、三脚がいらないのは便利だろう。

閉じた状態でカメラを起動。片手撮影に向いている

本体を開けば大きなプレビュー画面を使い撮影できる

フレックスモードなら三脚不要で撮影可能だ

 また自撮りするときは開いた状態でも閉じた状態でも3200万画素の高画質なフロントカメラを使った撮影ができるが、メインカメラを使った自撮りもできる。本体を開き、プレビューを外画面にも同時表示すれば、5000万画素カメラを使って撮影できるのだ。夜間や暗い室内などでセルフィーするときに便利だろう。

メインカメラを使った自撮りも可能

 以下は作例を紹介する。

超広角撮影(4624×3468ドット)

標準モード撮影(4096×3072ドット)

標準で5000万画素に切替撮影(8192×6144ドット)

2倍撮影(4000×3000ドット)

デジタル20倍撮影(4000×3000ドット)

標準ポートレートでボケ最小(4096×3072ドット)

標準ポートレートでボケを最大に(4096×3072ドット)

標準で食事撮影。5cm程度まで寄れる(4096×3072ドット)

【まとめ】価格を抑えたことで折りたたみスマホの普及を広げるか

 OPPO Find Nは中国で7698元(約14万円)で販売されている。折りたたみスマートフォンとしては他メーカーのモデルよりも安く、ディスプレーサイズは若干小さいがアスペクト比は閉じても開いても使いやすい形状だ。画面分割やフローティングウィンドウも利用でき、大きい画面を有効活用できる。フレックスモード対応アプリを増やすことや、グローバル展開を行えば、価格と使い勝手を考えるとユーザーを一気に増やすことも夢ではないかもしれない。折りたたみスマートフォンは先進国での需要は大きく、日本を含む海外での販売に期待したいものだ。

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