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ドコモ、2月1日の障害の原因は「IPv6シングルスタック方式の導入時の問題」

2022年02月07日 16時50分更新

 NTTドコモは、2月1日午前に発生したインターネット通信、音声通話の障害について、その原因を発表した。

 まず障害の発生日時については、2月1日(火)の7時30分から12時13分。インターネット通信と音声通話サービスが一時使いづらい状況にあったとしている。影響を受けたユーザーの数は約1万8000人で、全国で発生した。

 その原因として、「IPv6シングルスタック方式の導入時に一時的にサーバの負荷が上昇し、ネットワークへの通信を制御するための信号が端末に送信されたため」と説明されている。IPv6シングルスタック方式とは、IPv4アドレス枯渇問題に対応すべく、端末にはIPv6アドレスのみを割り当て(従来はIPv4/IPv6の両方を割り当てるデュアルスタック方式)、IPv4を用いるサイトへのアクセスにはネットワーク設備側で変換して接続する方法を用いていることで、ユーザー側は設定を変更することなく、これまでどおりにサービスが利用可能としていた。

 同方式には、iPhone 12以降、Androidスマホでは2021年夏以降のモデルなどを中心にした31機種が対応。今年4月以降に発売される端末すべてでサポートされる予定としている。

 

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