ゼロボードは1月28日、GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化クラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」の製品版をリリースした。
2021年から提供していたトライアル版を経た製品化という。併せて、今回のリリース版は算定結果がGHGプロトコルに基づいて適切に算定・出力されるものとして設計されているかについてISO14064-3に準拠した第三者機関の検証手順に基づいて妥当性の保証を受けたことを発表した。
zeroboardは企業活動やそのサプライチェーン由来のGHG排出量を、国際基準であるGHGプロトコルに基づいて算定・可視化できるクラウドサービス。膨大なデータ処理を必要とするサプライチェーン排出量(Scope 1~3)や製品ごとのGHG排出量の算定することが可能。
専門的な知識を必要としないユーザーフレンドリーな操作性を持ち、視認性の高いダッシュボードによるGHG排出量の削減管理やコスト対効果のシミュレーション機能を備える。GHGプロトコル等の国際的な開示形式に加え、国内の各種環境法令の報告形式にも対応したアウトプットが可能。
同社では、加速度的に整備が進む法令や報告ルールに準じてzeroboardの開発をさらに進めるとともに、さまざまな企業との連携を広げ、多くの顧客が使うことでより大きなメリットを生むネットワーク効果を持つサービスを目指すという。
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