CPUとGPUにAMD製品を採用したミドルクラスゲーミングPC
LEVEL∞の推奨モデル「LEVEL-M0P5-R75G-DUX-MHR」は、CPUにAMDの「Ryzen 5000 G」シリーズ、GPUに同じくAMDの「Radeon RX 6000」シリーズを搭載するゲーミングPCだ。総合スペック的にはミドルクラスのゲーミングPCといったところで、『モンスターハンターライズ』をすべての解像度で快適にプレイできる性能を備えている。
CPUは内蔵GPUを搭載するAPU「Ryzen 7 5700G」を採用。8コア/16スレッドのCPUで、動作クロックは最大4.6GHz。Ryzenシリーズには、GPUを内蔵せずにより高クロックなモデルもあるが『モンスターハンターライズ』のように負荷が中程度、かつ過大なCPU性能を求めないゲームタイトルでの影響は少ないだろう。GPUが強力なぶん、なるべく価格を抑えるようバランスを取ったチョイスという印象だ。
一方でGPUは「Radeon RX 6700 XT」を搭載。WQHD(2560×1440ドット)あるいは4K(3840×2160ドット)のような高解像度でのゲーミングを想定したモデルで、現行の高負荷タイトルでもしっかりと高いフレームレートが出せるため、『モンスターハンターライズ』以外のタイトルでも問題なくプレイが可能だろう。
特に、一般的なフルHD(1920×1080ドット)のディスプレーでゲームをプレイする場合はパワー不足の心配はまずない。なお、実際のサンプル機にはMSI製の「Radeon RX 6700 XT」搭載グラフィックスカードが装着されていた。
メモリーは近年では一般的な容量16GBで、DDR4-3200動作をサポート。ストレージは容量500GB、NVMe接続に対応するSSDだ。どちらもオーソドックスな構成で、必要に応じてカスタマイズすることが可能だ。
ほかに特筆すべき点としては、本製品はフロントにDVDドライブを採用しており、DVDやCDメディアの読み取りが可能なことが挙げられる。近年は光学ドライブが省略されていることも多いため、まだこうしたメディアを頻繁に使う人にとっては嬉しいポイントだろう。
背面インターフェースは、マザーボード側がUSB 3.1 Type-Cポート×1、USB3.1ポート×1、USB 3.0ポート×4、USB2.0ポート×2、PS/2コネクタ、オーディオジャック×3、有線LANコネクタといった、こちらもシンプルな構成。
マザー側にもD-Sub15ピンやHDMI、DisplayPortといった映像出力端子があるものの、グラフィックスカードがあるため基本的には使用しない。グラフィックスカードの映像出力はHDMI×1、DisplayPort×3の計4系統だ。また、フロント側にもUSB 3.0ポートとオーディオジャックが用意されているため、一般的な用途ではポート不足の心配は必要なさそうだ。
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