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段違い棚など新たな仕様にも注目

三菱の冷蔵庫が8年ぶりリニューアル、大きさ据え置きで容量30Lアップ

2022年01月27日 11時00分更新

全体的に棚の高さを下げ、「段違い棚」も導入している

段違い棚で誰もが使いやすい

 庫内を仕切る棚の高さを下げつつ、「左右段違い棚」を採用した点も特徴的だ。従来モデルは、最上段の高さが1650mm、上から2段目が1533mm、上から3段目が1398mm、最下段が1215mmという仕様だった。

 新モデルでは、いずれも21〜56mmほど高さを下げ、最上段が1616mm、上から2段目が1479mm、上から3段目が1342mm、最下段が1194mmという仕様に変更している。上から3段目は左右で高さを変え、缶ビールなど高さのあるものが収納できる場所を増やした。

子どもの目線でも使いやすくなった

 ドアポケットには仕切りを外せ、さまざまな形状や大きさの飲み物を安定して収納できる「思うままボトルストッパー」と、着脱式で、ドアポケットだけでなく庫内にも設置できる「どこでもたまごケース」を採用。

 給水タンクが無くなった際、または無くなりそうな場合に通知する「給水予測」機能は、スマートフォン向けアプリでの通知にも対応している(MZシリーズのみ)。

家事の多様化にフィットする新形冷蔵庫

 同社が「新形冷蔵庫」とうたう新モデルの、「大きさはそのままに内容積を拡大する」というコンセプトには、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による、生活スタイルの変化が影響している。

 在宅時間が増え、調理分野での家事負担が増加の傾向にあること、自炊ニーズやまとめ買いニーズの伸長、宅配市場の急拡大といったいくつかの要素によって、生活のルーティンは多様化し、また日ごとにタスク量が変動することも珍しくなくなった。

 こうした背景を受けて、同社が2022年度のキャッチコピーとしたのが「今よりずっとあなたを自由にする、新しい三菱冷蔵庫。」だ。多様化した生活にフィットし、暮らしの不満を“自由”にするという考え方が、今回の新形冷蔵庫に現れている。

 ラインアップは602Lの「MR-MZ60H」、540Lの「MR-MZ54H」、503Lの「MR-MX50H」、455Lの「MR-MX46H」、451Lの「MR-MB45H」の5種類。それぞれ2〜3色展開で、2月25日に発売する。冷蔵庫の買い替えを検討している読者は、ぜひ量販店などでその使用感を確かめてみてはいかがだろうか。

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