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使い方注意! 古いノートも無理やりUSB PD充電できるようになるケーブル

2022年01月21日 10時00分更新

 USB PD非対応の旧型ノートPCなどでUSB PD充電を可能にする「PDトリガーケーブル」がShigezoneで販売中。電圧値や長さなどのバリエーションがあり、価格は790円から。

しっかり理解して使わないと危険もある「PDトリガーケーブル」。かさ張るACアダプターを使う、古めのノートPCなどに特に有効だ

 USB PDの各電圧で給電できるケーブルで、本来必要になる機器間認証を偽装することで、非対応機種でもUSB PD相当の電圧で給電できる。20V/5A、19V/3A、12V/5A、9V/5Aに対応するケーブルがラインナップされている。

 具体的には、20VのトリガーケーブルとPD充電器を組み合わせて、19VのノートPCを充電するといった使い方が可能。古いノートPCはACアダプターが大型の場合が多いが、それをコンパクトなUSB PD充電器で代替できるというわけだ。ノートPC側が許容できる電圧値で給電する分には、安全性も問題ない。

外径5.5mm/内径2.5mmとUSB Type-Cのコネクターを備えたケーブル。9V~20Vに対応するケーブルをラインナップしている

 ただし特定の電圧値で無理やりUSB PD給電を行なうことには変わりなく、機器側が許容できない出力で給電した場合は、機器破損や発火などの危険がある点には注意が必要。ショップでも「使用環境の仕様をしっかり把握していること、トリガーケーブルの意味を理解して使うことが必要」としている。便利な点もありつつ、中上級者向けのアイテムであることは間違いないだろう。

ショップでは外径5.5mmプラグに対応した変換アダプターも販売中。セットは1650円で、1個300円のバラ売りもしている

 ノートPC側のコネクターは外径5.5mm/内径2.5mm(2.1mm可)で、ケーブル長は1.2m/2m/3mをラインナップ。価格は19V/3A(1.5m)のみ790円で、それ以外は長さ別に1.2mが890円、2mが990円、3mが1200円となっている。

【取材協力】

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