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ヤフー、ビッグデータを活用して人の興味関心を可視化する新サービス「DS.INSIGHT Persona」提供開始

2022年01月19日 10時00分更新

 ヤフーは1月18日、事業者向けデータソリューションサービスにて、ビッグデータを活用してライフスタイルや興味関心を可視化し、ペルソナ(人物像)を具体化する新サービス「DS.INSIGHT Persona」の提供を開始した。

 同社は2019年に事業者向けデータソリューションサービスの提供を開始し、検索データや位置情報を中心としたヤフーのビッグデータを元にブラウザー上で調査・分析できる「DS.INSIGHT」、統計データをブラウザー以外のシステムからもダイレクトで利用できる「DS.API」、個々の企業や自治体の要望に応じてオーダーメードの課題解決を行なう「DS.ANALYSIS」を提供している。

 DS.INSIGHT PersonaはDS.INSIGHTの追加オプションとして提供。興味関心や属性条件を指定すれば、その条件に当てはまるペルソナを作成し、ペルソナから他にどのような興味関心があり、どのようなライフスタイルであるかなどの傾向を多面的に可視化できるという。たとえば、「加湿器」に関心のある層のペルソナを調べて「お子さまが産まれた前後の方」という特徴を見つけたり、「ポテトチップス」に関心のある層のペルソナを調べて「料理好き」という特徴、「トリュフ」「くん製」など特徴的な検索ワードを発見したりすることで、企業の商品開発やマーケティング戦略の検討などへの活用が可能としている。

 検索データの傾向を可視化するDS.INSIGHT Peopleに加えてDS.INSIGHT Personaを活用することで生活者のペルソナを多方面から捉えることができ、商品企画・販促立案・コンテンツ制作といった領域の施策の幅を広げることが可能になるという。また、データは随時更新されるため、日々変化するユーザーのニーズやペルソナの特徴などもいち早くつかむことができるという。

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