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推奨PCの発売も!PC版『モンスターハンターライズ』の魅力などについて、カプコンにインタビュー

2022年01月13日 11時00分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII
提供: 日本AMD

 1月13日、ついにカプコンからPC版の『モンスターハンターライズ』が発売された。それに伴い、AMDのCPU「Ryzen」とGPU「Radeon」を搭載した推奨PCが発売される。AMDは今まで同じくカプコンの『バイオハザード ヴィレッジ』も最適化し、各BTOメーカーより推奨PCが発売されたこともある。推奨PCは対象ゲームの動作を保障する性能を有するため、必要スペックがよく分からない人でも安心だ。

AMDのオウンドメディア「AMD HEROES」では、『モンスターハンターライズ』推奨PC購入キャンペーンも実施中。780(W)×300(H)mmと特大サイズのマウスパッドが貰えるチャンスなので、この機に最新PCで快適に『モンスターハンターライズ』をプレイしたい人は、チェックしてみよう!

 そんな推奨PCも予定されている『モンスターハンターライズ』についてカプコンにメールでインタビューする機会を得た。本作がPCで発売されるに至った経緯や、PC版での魅力などについて、ご回答を頂いたのでご紹介したい。

本記事は1月13日公開日時点での内容になります。

新アクションで軽快かつ立体的なアクションがより進化!

編集部 モンハンライズに込めた想いや心境、Steamに移植した理由をお聞かせ頂けますでしょうか。

カプコン モンスターハンターシリーズは、各タイトルごとにテーマを決めて企画・開発しており、近年の作品ではタイトル名にもテーマを示すような言葉を入れています。 『モンスターハンターライズ』は、軽快なアクションや高低差のあるフィールドを縦横無尽に駆け回るイメージや、世界中の人達が熱く盛り上がるゲームにしたいという想いから「ライズ」と名付けています。

本作のフィールドは非常に高低差があり、駆け回るだけでもワクワクする楽しさがある

 また、『モンスターハンターライズ』は、「いつでも、どこでも、誰とでも、気軽に楽しめるモンスターハンター」をコンセプトに、これまでシリーズを遊んでいる方にも、初めてモンスターハンターをプレイする方にも楽しんでいただけるように、新たな要素を上手く融合させることを狙いながら開発したタイトルです。

 大きく遊びに変化を加える要素として実装した「翔蟲」を使用した軽快でスピーディーな狩猟体験をはじめ、和風・アジアンテイストな世界観など、本作ならではの要素をぜひ楽しんでいただきたいですし、シリーズが続く中で複雑化していたかもしれない要素の見直しや、過去作品での反省を生かしてバランスの調整を行なっている部分もあり、よりプレイしやすい環境になっているかと思いますので、ぜひ様々なユーザーに楽しんでいただきたいです。

「翔蟲」を使った素早い移動「疾翔け」にて空中で移動するなど、移動の幅が大幅に広がった

『モンスターハンターライズ』のPC(Steam)版は、Nintendo Switch版の発表後に、特に欧米のユーザーの皆様から発売を希望する声を多くいただいた結果、制作することを決定いたしました。

『モンスターハンター:ワールド』でPC(Steam)版の展開を行なったことで、全世界のPCゲームユーザーの中にも、「モンスターハンター」シリーズのファンになっていただいた方が多くいらっしゃったことが、『モンスターハンターライズ』でもPC(Steam版)の展開を決断するに至った大きな要因です。

 PC(Steam)版『モンスターハンターライズ』が発売された暁には、ぜひより多くの方にプレイしていただけますと幸いです。

編集部 「翔蟲(かけりむし)」による爽快さと、モンスターを操る「操竜」の豪快さが本作の魅力だと感じています。狩猟における爽快感と達成感がパワーアップしているような印象を受けました。これらの新要素を生んだ経緯とコダワリを教えてください。

カプコン 『モンスターハンターライズ』の開発にあたっては、「コアな遊びの部分で大きな変化を加える要素をつくりたい」という考えがありました。そうした考えから生まれたのが「軽快なアクション」・「立体的なアクション」を可能にする「翔蟲」という存在です。

「糸と蟲」という要素を使える「翔蟲」というアイディアが生まれたことにより、素早い移動や空中移動、受け身などが可能となるワイヤーアクションに加えて、翔蟲を使った武器アクション「鉄蟲糸技」、暴れる大型モンスターを「鉄蟲糸」で拘束して操る豪快なアクション「操竜」といった、本作独自の狩猟体験を生み出すことができました。

「翔蟲」ゲージを消費して使う「鉄蟲糸技」は全14武器種ごとにあり、各武器の特色を活かした攻撃が繰り出せる

モンスターを鉄蟲糸で拘束して操る「操竜」では、特殊な攻撃や回避ができる。また、モンスターを操って別のモンスターを攻撃できる

編集部 襲来するモンスターを食い止める「百竜夜行」はこれまでのモンハンシリーズにはない面白さがありました。タワーディフェンスを取り入れた理由とは?

「百竜夜行」はモンスターの群れからカムラの里を防衛する新クエスト。フィールド上の至る所に大型モンスターが登場。専用の狩猟設備も使って撃退する

カプコン 「百竜夜行」は今回の物語の中心になるコンテンツです。カムラの里に迫り来る複数のモンスターたちを、里の仲間と協力して追い払う、というのが大きな流れになります。ゲームとしては、砦と呼ばれる場所で備え付けられた兵器を駆使してモンスターを撃退していくような遊びになっています。

「百竜夜行」も、初期段階のネタ出しの中で何か新しい遊び方を用意したいという考えのもの生まれた要素のひとつです。

 今まで超大型モンスターに狩猟設備を使って対抗するクエストがありましたが、これをベースに、大挙襲来するモンスターから狩猟設備を使って拠点を守るクエストを作ってみてはどうかと考えました。ストーリーと絡めて、里に迫る危機をこのクエストで体験できる形にして、たくさんのモンスターが群れとなって行進してくるイメージから、百竜夜行と名付けることにしました。

編集部 オトモアイルーもそうですが、オトモガルクも心強い"相棒"だと思いました。相棒といえばアイルーのイメージがありましたが、本作でガルクも相棒に追加した理由とは?

オトモガルクは、ハンターと連携して積極的な攻撃をしたり、背中にハンターを乗せて移動したりといったサポートをしてくれる。ハンターのスタミナを消費することなく、素早くフィールドが駆け巡れるのは爽快だ

カプコン ガルクを登場させた理由は、今作の新しい試みとしてオトモの部分にも新しい要素を追加したい思いがあったからです。犬や猫は現実の世界でも身近で触れ合う事が出来る存在であり、アイルーが猫を模していますので、それなら次は犬だよねというのは自然に決まりました。

 また、猟犬、という言葉がある通り日本に限らず世界の国や地域で犬は狩猟における良きパートナーですし、ユーザーの皆様からも、「犬のオトモを」というお声はよくいただいていたことも決めてのひとつでした。

 その上で、どういった形なら犬を模したオトモをシリーズの世界に落とし込めるかを検証し、ガルクに乗ってスタミナを消費せずシームレスなフィールドを駆け回れることがひとつの新しいウリになりそうでしたので実装にいたりました。

 設定としては、本作の拠点となるカムラの里で発達した狩猟技術の一つとなります。里の人たちは、昔からガルクとともに狩猟を行なっています。

 アイルーは回復やアイテム使用やモンスターの素材のぶんどりなど、5つのタイプに分かれたサポート行動をするオトモである一方、ガルクは乗って移動することもできる攻撃タイプのオトモです。どういったアシストをしてもらいたいか、目的に合わせて選んで頂ければと思います。

さらにお手や体を撫でてあげたりといった触れ合いの要素もありますので、自分好みにエディットしたガルクを是非可愛がって頂ければと思います。(アイルーともハイタッチや猫じゃらしを使った触れ合いが出来ますし、彼らの可愛い仕草にとても癒されると想いますので、ぜひアイルーとガルク、どちらも可愛がってあげてください)

編集部 本作の舞台となる「カムラの里」が印象に残っています。今回初参戦したモンスターも含め和のテイストを採用したのにはどういった理由があるのでしょうか。

カプコン 和風・アジアンテイストな世界観は『モンスターハンターポータブル3rd』で一度やらせていただいて、そこから『MH4』、『MHX』、『MH:W』を経てさまざまな世界が描かれてきたので、そろそろまた和風・アジアンテイストの世界をやると、面白いことができるのではないかと考えました。

 当然、これまでのシリーズ作はもちろん『モンスターハンターポータブル3rd』とも異なるテイストの世界を描くことで、シリーズの表現の幅を広げられればと考えて開発を行ないました。

編集部 Steam版『モンスターハンターライズ』は発売時にどこまでのタイトルアップデートを対応しておりますか?

カプコン Steam版『モンスターハンターライズ』の発売時には、Nintendo Switch版にて配信されている更新データVer.3.6.1(ソニックコラボをはじめとする各種イベントクエストなど)までの内容を含む形でのリリースを予定しております。

 また、2022年2月末にNintendo Switch版との配信内容の同期を予定しております。発売からそのタイミングまでの間、Steam版では新たなイベントクエストの配信はありませんが、アップデートが実施されたタイミングで、それまでにNintendo Switch版で配信されていたイベントクエストなどが一挙に配信されたのち、以降に配信されるイベントクエストは、Nintendo Switch版と基本的に同時に配信されていく形となる予定です。

編集部 来年夏には大型拡張コンテンツ「モンスターハンターライズ:サンブレイク」が発売されます。こちらの特徴や魅力などをお聞かせください。

カプコン 『モンスターハンターライズ:サンブレイク』では、新たな物語やクエストランク、まだ見ぬフィールドやモンスター、そして、未体験のアクションなど、『モンスターハンターライズ』をさらに楽しめる要素が多数追加されます。

『モンスターハンターライズ:サンブレイク』発表時のティザー映像では、新モンスター「爵銀龍(しゃくぎんりゅう)メル・ゼナ」や復活モンスター「鎌蟹(かまがに)ショウグンギザミ」を紹介させていただいているほか、昨年12月のTGAで公開した映像の中では「氷狼竜(ひょうろうりゅう) ルナガロン」という新モンスターをご紹介しています。

『モンスターハンターライズ:サンブレイク』で新登場となるモンスター「氷狼竜ルナガロン」

 ただ、「ルナガロン」については映像内でお見せしたのがこのモンスターの全てではなく、意外な行動でハンターを追い詰めてくるので楽しみにして頂ければと思います。

 また、映像内でもありましたが、今作は新しい拠点「エルガド」が物語の舞台となります。「エルガド」は映像内で窮地のハンター達を助けたキャラクターの拠点であり、また『モンスターハンターライズ』にも登場した「ロンディーネ」にもゆかりのある場所です。「エルガド」でどのようなストーリーが待ち受けているか、こちらも続報を楽しみにして頂ければと思います。

『モンスターハンターライズ:サンブレイク』ではより遊び応えのある内容を目指して開発一同頑張っております。シリーズからの復活モンスターや、アクション要素、新しいやり込みコンテンツ等も用意する予定です。

 春ごろに『モンスターハンターライズ:サンブレイク』に関する新たな情報をお届けできるよう、鋭意準備中となりますので、楽しみにお待ち頂ければと思います。

編集部 Steam版ではキーボード&マウス操作もあり、前作でもキーボードとマウスで操作される方がいらっしゃいましたが、開発側から見たメリットなどは何かありますでしょうか。

カプコン PC(Steam)タイトルでは、ゲームジャンルにもよりますが、キーボード&マウス操作でゲームをプレイされる方が多くいらっしゃいます。今回、Steam版を発売するにあたって、そうしたプラットフォームごとのユーザーの特性に合わせたカスタマイズが必要であると考えて、「モンスターハンターライズ」でもキーボード&マウス操作に対応しています。

 過去PC(Steam)でリリースしたモンスターハンターシリーズ作品では、約半数の方がキーボード&マウスで操作されていますので、そうしたユーザーの皆様にもプレイしていただけるようにするために必要なカスタマイズ要素だと考えています。

キーボードやマウスの操作は、細かくカスタマイズできる

 モンスターハンターシリーズは、アクションゲームであり、全14武器種を使用した様々なアクションが存在します。また、タイトルによっても操作感が異なるモンスターハンターシリーズの操作をどうキーボード&マウス操作にあてはめていくのかという点は非常に苦労している点でもありますし、我々もまだ理想的な形を求めて、課題意識をもって取り組んでいます。

編集部 Nintendo Switch版にはなかったボイスチャット機能は、どういったことまで対応しているのか教えて頂けますでしょうか。

カプコン Steam版「モンスターハンターライズ」では、Steam搭載のボイスチャットシステムをインゲームに実装しており、外部アプリ等を使用せずにロビーメンバーとボイスチャットを行なうことが可能となっています(ロビーメンバー以外とクエストに出発した場合は、ロビーメンバーとはボイスチャットが可能ですが、ロビーメンバー以外のクエスト参加者とはボイスチャットを行なうことができません)ので、ぜひクエスト中の連携プレイや友人とのコミュニケーションにご活用ください。

 もしボイスチャットに参加したくない場合などは、オプションからOFFにすることができるほか、メンバーリストのサブメニューからメンバーごとの個別のON/OFFも可能です。

編集部 『モンスターハンターライズ』は、『モンスターハンター:ワールド』で使用していた「WORLD ENGINE」ではなく、『バイオハザード7 レジデント イービル』から本格運用が始まった「RE ENGINE」を採用していますが、その理由を教えてください。

カプコン 『モンスターハンターライズ』は、Nintendo Switchでの展開を出発地点として開発が始まったタイトルです。そして、Nintendo Switchで表現できる最高のクオリティのものを仕上げることを目標としていたので、カプコンのゲームづくりに最適なエンジンを目指して日夜進化を続けるRE:ENGINEを選択しました。

 RE:ENGINEはPythonでツール作成やバッチ処理が行えるので、大量のアセット設定を一括変更するなど、ワークフロー上のメリットが大きかったほか、日々進化しているRE ENGINEの最新レンダリング機能を転用できるのも大きな利点でした。

編集部 本作は元々Nintendo Switch専用タイトルとして開発され、その動作の快適さが高い評価を得ていますが、その快適さを実現した要因は何だったのでしょうか。

カプコン RE:ENGINEは、ゲーム開発のイテレーション効率の向上をコンセプトに設計されているため、プログラムやデータを編集したときのフィードバックが素早く得られる点は、ゲームを開発する上で非常に大きな利点でした。内製の共通ゲーム開発エンジンということで、エンジン開発チームとも連携して開発することができますし、日々のエンジン開発も非常に活発で、他タイトル向けに開発された機能もすぐに取り込むことができましたので、そうした対応により、より良い品質のゲーム開発を行なうことができました。RE:ENGINEを使用した初めての「モンスターハンター」シリーズ作品の開発ということで様々な苦労もありましたが、そうした環境の中で試行錯誤を繰り返すことで、快適なプレイを実現できたと考えています。

編集部 『モンスターハンター:ワールド』では「AMD FidelityFX CAS + Upscaling」に対応しておりましたが、本作でも対応する予定なのでしょうか。

カプコン Steam版『モンスターハンターライズ』では、様々なグラフィックスオプションを追加していますが、オプションから設定可能な項目としては「AMD FidelityFX」には対応していません。

編集部 Steamに移植するにあたり、調整した点、苦労したところなどありますか?

カプコン 『モンスターハンターライズ』は、Nintendo Switchでの展開を出発地点として開発が始まったタイトルですので、Steam版開発にあたっては、PCゲームとして必要な追加開発を別途新たに行なう形になりました。つまり、「Nintendo Switch上でいかにパフォーマンスを優先しながら、画づくりの表現の幅を広げるか?」という最適化が行なわれたあとに、「PCであれば何ができるか?」を改めて考える形になりましたので、そうした内容の精査や対応方法の検討という部分では、通常のPCゲーム開発とはまた違った難しさがありました。

 また、決まった機材でのパフォーマンスが保証できればよいコンソール版と違って、PC版はユーザーの皆様のプレイ環境も様々ですし、たとえばOSやグラフィックカードのサポート状況や市場のシェアなども日々変化していますので、動作保証範囲の検討は慎重に進めました。発売にあたっては、社内で保有するできる限りの機材でのチェックを行なっています。

 公開している動作環境を満たすPC環境でのゲームプレイはサポートしていますが、お客様の個別環境(たとえばアンチウイルスソフトの設定等)によっても動作が異なる場合もございますので、何か問題が発生した場合は、公開予定のトラブルシューティング等も参考にしていただきながら、もしそれでも解決しない場合はカスタマーサポートまでご連絡いただけたらと思います。

編集部 Steam版では、高解像度&高フレームレートに対応していますが、ユーザーにはどれぐらいの解像度、フレームレートで遊んで貰えるのが理想と考えていらっしゃるのでしょうか。

カプコン 前述の通り、『モンスターハンターライズ』は、Nintendo Switchでの展開を出発地点として開発が始まったタイトルですので、PCゲームとして必要な追加開発を行なっております。

 主な要素としては、4Kまで選択可能な高解像度対応、モンスターなどの高解像度テクスチャへの切り替え(オプション機能から切り替えることができます)やフレームレートの上限変更などを可能とするグラフィックスオプションの最適化、ウルトラワイドディスプレイ対応のほか、ゲームパッドだけでなくキーボード&マウスでも操作を可能とする対応などです。

4K(3840×2160ドット)の高解像度では、モンスターの質感やハンターの装備もより高精細で、ディテールが表現され、実在感が増す

 ユーザーの皆様のPCゲーム環境に合わせて、細かな設定変更を行なえるようにオプション機能を拡充しておりますので、ぜひご自身にとって一番快適な状態でプレイいただければと思いますが、もし可能であれば、グラフィック設定を「高」に設定して、より解像度の高い精細な表現を楽しんでいただきつつ、60fps以上のハイフレームレートな狩猟体験をお楽しみいただければと思います。

 また、PC(Steam)版では、オンラインマルチプレイで便利な「ボイスチャット」機能や、様々な雰囲気での映像やスクリーンショットの撮影が楽しめる「各種フィルター」機能なども実装していますので、是非そういったPC(Steam)版ならではの要素も活用して、『モンスターハンターライズ』を楽しんでください。

編集部 ウルトラワイドディスプレイにも対応しているようですが、どういったメリットがあると考えていらっしゃいますか?

カプコン Steam版『モンスターハンターライズ』では、基本となる16:9の画面比率に加えて、21:9のウルトラワイドディスプレイでも最適表示されるように対応を行なっています。

21:9のウルトラワイドディスプレーで表示すれば横長で、より没入感の高い映像で楽しめる

 21:9の画面でゲームをプレイすると、16:9の画面でプレイするときよりも、左右に表示される情報が多くなりますので、単純に大迫力の没入感のあるゲームプレイが体験できるほか、カメラを動かしたときなどに16:9の画面では画角から外れてしまっていたモンスターの姿や仲間のハンターが何をしているのかといった情報を画面端に捉えることができ、より快適にプレイすることができるようになります。

編集部 今回、AMD Ryzen プロセッサー & Radeonグラフィックス搭載の推奨PCの発売も予定されているとお聞きしました。最新のRyzen & Radeon、推奨PCの印象。ユーザーへオススメできる点などがありましたら教えてください。

カプコン AMD Ryzen プロセッサー & Radeonグラフィックスをはじめ、CPUおよびGPUの性能は日々著しく進化しており、我々もどのような進化があるのか注意深く状況を注視しつつ、ゲーム開発との関連性を精査しています。

 推奨PCについては、各PC/半導体のメーカー様にて動作検証を行なっていただいたものが展開されていく予定です。PCゲーム、ひいてはSteam版『モンスターハンターライズ』をプレイしたいけれど、どんなPCを購入したらよいかわからない…という方もいらっしゃるかと思いますので、ぜひそういった方のひとつの選択肢になれば幸いです。

編集部 読者の方に特に強くお伝えしたいことがあれば、コメントをお願い致します。

カプコン いよいよ、2022年1月13日(木)にSteam版『モンスターハンターライズ』が発売となります。

 発売時には、Nintendo Switch版にて配信されている更新データVer.3.6.1までの内容を含む形でのリリースを予定しています。発売時から、Nintendo Switch版では発売後のアップデートにて追加された様々なコンテンツが遊べますので、ぜひお楽しみいただけますと幸いです。

 次に、Steam版では、2022年2月末にNintendo Switch版との配信内容の同期を予定しております。Nintendo Switch版で毎週配信されているイベントクエストなどが、さらにそのタイミングでまとめて遊んでいただけるようになりますので、そちらも楽しみにお待ち下さい。

 そして、2022年夏には、『モンスターハンターライズ』の超大型拡張コンテンツ『モンスターハンターライズ:サンブレイク』が発売予定です。

『モンスターハンターライズ:サンブレイク』は、Nintendo Switch版とPC版の同日発売を予定しておりますので、ぜひPCゲームユーザーの皆様は、まずは『モンスターハンターライズ』をお楽しみいただき、『モンスターハンターライズ:サンブレイク』に備えていただければと思います。

Ryzen 5&Radeon RX 6600以上の推奨PCも登場!

 Steam版『モンスターハンターライズ』は、推奨スペック以上のPCであれば、Nintendo Switch版以上の高解像度、高リフレッシュレート、そしてPC版ならではのアスペクト比21:9と横長のウルトラワイドディスプレー表示が可能。さらに、PCゲームユーザーが使い慣れたマウスやキーボード操作にも対応し、ゲーム内ボイスチャットも実装するなど、遊びの幅も広がっている。

 本作の推奨スペックは、CPUがAMD「FX-8300」(8コア/8スレッド)、GPUがAMD「Radeon RX 570」(VRAM 4GB)以上で、グラフィック「中」設定で、解像度フルHD、30fpsが可能としている。そんな、Steam版『モンスターハンターライズ』の推奨PCとして、最新のRyzen&Radeon搭載モデルが発売される。

 搭載モデルのスペックは、CPUがRyzen 5 5600Xまたは5600G以上、GPUがRadeon RX 6600以上となっている。コストを抑えて解像度フルHDでプレイする人ならRyzen 5&Radeon RX 6600モデルを、Steam版で対応する高解像度&高リフレッシュプレイで遊びたい人には、CPUがRyzen 7 5700Gまたは5800X、GPUがRadeon RX 6700 XT以上のモデルを選択しよう。

AMD「Ryzen 7 5700G」は、APUながら8コア/16スレッドとマルチスレッド性能が高く、コスパに優れる高性能なプロセッサー。ゲームプレイだけでなく、プレイの録画または実況配信も視野に入れているなら、Ryzen 5ではなく、こちらを選択するのが吉

ビデオカードは半導体不足で高騰気味だが、最低限AMD「Radeon RX 6600 XT」は選択したいところ。フルHD以上、高リフレッシュレートを狙いたい人なら「Radeon RX 6700 XT」以上を検討しよう。画像はASRock「Radeon RX 6600 XT Phantom Gaming D 8GB OC」

 今後、推奨PCによる検証記事も掲載する予定なので、動作が気になる人は、そちらの記事をチェックした欲しい。お楽しみに!

(提供:日本AMD)

【ゲーム情報】

タイトル:モンスターハンターライズ
ジャンル:ハンティングアクション
販売:カプコン
プラットフォーム:Nintendo Switch/PC(Steam)
発売日:
 Nintendo Switch:発売中(2021年3月26日)
 PC(Steam):2022年1月13日予定
価格:
 Nintendo Switch通常版:8789円(パッケージ)/5990円(ダウンロード)
 Nintendo Switchデラックスエディション:6990円(ダウンロードのみ)
 PC(Steam)通常版:5990円(ダウンロードのみ)
 PC(Steam)デラックスエディション:7041円(ダウンロードのみ)
プレイ人数:1人(通信プレイ時:最大4人)
CERO:C(15才以上対象)

 

タイトル:モンスターハンターライズ Best Price
プラットフォーム:Nintendo Switch
発売日:2021年12月16日
価格:5990円(パッケージ)

※画面写真は開発中のものです。
※インターネットに接続して遠くのプレイヤーと協力プレイを行なう場合は、Nintendo Switch Online(有料)への加入が必要です。

※PC(Steam)版は発売時点では、Nintendo Switch版にて2021年11月末頃までに配信されている内容を含む形でのリリースを予定しております。その後のアップデート予定などは続報をお待ちください。
※ほかの機種とのクロスプレイ・クロスセーブは非対応となります。
※Nintendo Switch版にあるamiibo機能や特典についてはPC(Steam)版にはありません。
※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。

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