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カーコーティングのKeePerの洗車キットはどれだけピカピカになるのかを試した

2022年01月15日 15時00分更新

KeePer技研/お客様お手入れキット(参考価格5500円・税込)

 カーコーティングで知られるKeePer技研から、コーティング施工後に「自分でお手入れをしたい」という方に向けた「お客様お手入れキット」(参考価格5500円・税込)が登場! KeePer LABO/KeePer PROSHOPで販売しています。カーコーティングや洗車の総合メーカーが手掛ける洗車キットとはどういったものか、その効果を試してみました。

洗車用品は何を買えば良いのかわからないという人に

 カー用品コーナーに行くと洗車用品の種類に圧倒されたことが誰しもあるはず。カーシャンプーにコーティング剤、スポンジにバケツ、ファイバークロスタオルと、その種類は豊富ですし、何を買えばいいのか迷ったり……。そしてひととおり選んでレジで驚くのは「意外とお金がかかる」こと。そして使い始めて困るのは「意外と場所を取る」ということ。大抵はクルマのラゲッジスペースに入れっぱなしだと思うのですが、これが本当に邪魔で……。

 KeePerの「お客様お手入れキット」は、カーシャンプー、虫とりクリーナー、ミネラルオフという名の仕上げ剤、キーパークロス、ダイヤクロスという2つのタオル、洗車用スポンジの6点が、特製の防水・収納バックに納めた洗車セット。あとはバケツがあれば洗車できるというものです。

 このキットのよいところは、コンパクトな上に、防水・収納バッグに綺麗に収まっているところ。洗車用品をラゲッジスペースに入れっぱなしの方なら経験があると思いますが、案外場所を取りますし、さらに洗車道具が散乱したり、最悪の時にはシャンプーが漏れて……。「お客様お手入れキット」はコンパクトですから場所をとりませんし、洗車用品が散乱することはありません。さらに防水ですから溶液が漏れて大惨事ということも防げます。

 気になるのは1セットあたりの洗車回数。クルマの大きさによって変わってくるのですが、カーシャンプーの推奨使用量から計算して約4回分と考えてよさそう。「え? 1回あたり1000円超えるの?」と思われるでしょうけれど、他のものはそう減らないので、気に入ったらシャンプーだけを詰め替えればいいですし、「お試しセット」と思えばそんなものかなと。

 使い方は、付属のパンフレットを見ればOK。普段の洗車と大きくは異なりません。とはいえ、こういった説明書って読み直すと、新しい気づきとかあったりするものです。

 それではマイバケツと「お客様お手入れキット」を持って洗車場へ。あと実はもう一つ、マイアイテムを持って行っているのですが、それは後ほど。

洗車でネックなのが虫や鳥のフン

ギャー!

 洗車をする際に一番気が重くなること。またはクルマの汚れで一番嫌なもの。それは虫の死骸と鳥のフンではないでしょうか。本当に触りたくないですし、見たくもない。これがカーシャンプーで落ちるかというと落ちないからタチが悪かったりします。

コーティング専門店の虫とりクリーナー

 そこで登場するのが虫とりクリーナー。個人的に色々なものを試し、ある程度お気に入りのモノがあったりします。早速同梱の虫とりクリーナーを試してみることにしましょう。使い方はカンタンで、取りたい汚れに一拭きし、15秒後にダイヤクロス(白いマイクロファイバークロス)で拭き取るだけ。

鳥のフンにめがけてコーティング専門店の虫とりクリーナーをシュッと一吹き(実際は3吹きしていますが)

15秒後、ふき取ってみたらスッキリ綺麗!

 これが一発で落ちるから凄い! 虫とりクリーナーによっては何度も吹き付けたりしていたので、これは感動の極みといったところ。クルマの中に「お客様お手入れキット」を入れておけば、たとえば高速道路の休憩施設でサッと取り出して拭き取る、ということだってできます。正直、これだけで大満足の気分。

コーティング専門店のカーシャンプー

バケツにカーシャンプーを入れて泡立てる

イイ感じのクリーミーな泡が完成

 それでは本来の目的である洗車に移りましょう。まずは車両全体を水で濡らしてホコリなどを洗い流します。続いてバケツにシャンプー液を50ml入れて、勢いよく5リットルの水を入れて泡を作ります。キャップ数杯分ではないので、最初50mlがよくわからなかったのですが、シャンプー液の容量は180mlですので、ざっくり1/4入れればよいでしょう。冒頭でざっくり洗車4回分というのは、このシャンプー容量からの推測です。そのカーシャンプーですが、泡立ちはよく、そしてキメは細やか。洗車専用スポンジですくっても泡崩れは少ないようで、洗車好きの方のいうところの「いい泡」っぷり。

付属のスポンジを使って、泡を置くイメージでボディーに乗せていく

あわあわ完了!

 あとは車両にそっと触れてアワアワにするだけ。ゴシゴシすると洗車傷がついてしまいますので厳禁です。スポンジですからオープンカーの幌も平気。いわゆるムートンですと毛が入り込んだりするので、スポンジの方がうれしかったりします。

カーシャンプーでホイールもゴシゴシ

 ついでにホイールもこのシャンプーで洗ってみました。この時、スポンジは付属のものではなく、別途ホイール用として用意した方がいいでしょう。もう一つのアイテムとは、このホイール用ブラシのこと。これはKeePerのものではありません。このブラシをシャンプーにつけてゴシゴシすると、ブレーキダストがみるみる落ちるではありませんか!

水ブシャー!

 あとは水で流すだけ。泡切れもよく、何度も水をかける必要はありません。水切れがよいですから、洗いあがりもスッキリ。これでふき取るだけで大満足の仕上がりになりそうですが、さらに上があるのです。それがミネラルオフという、はっ水阻害被膜除去剤です。

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