3度目の正直! 今年こそはWRC開催しますように!
ASCII.jpでラリージャパン(WRC)への道を連載中のウェルパインモータースポーツ。昨年、一昨年と2年連続でラリージャパンが中止になり、2021年も消化不良で終わってしまった。しかし、今年もラリージャパンはWRCのカレンダーに入っているので、もちろん出場を目指して、2022年のモータースポーツ活動を発表した。
2022年のドライバーは昨年からレギュラーとなった村田康介選手、コ・ドライバーは変わらず元SKE48の梅本まどか選手。松井チーム監督は「こうなったら意地でも梅本選手をWRCに出します!」と野望というか執念というか、WRC出場に燃えている。WRCの前には全日本ラリーにスポット参戦するのだが、今年は参戦マシンをチェンジ、それにともないクラスを最高峰のJN1に変更することになった。
参戦マシンは昨年まで使っていたCVTの「GRヤリスRS」からMT車の「GRヤリスRC」へとスイッチ。全日本ラリーはこのマシンで戦う(現在絶賛制作中)。ラリージャパンはレギュレーションの関係で参戦マシンは別になるが、詳細は後日とのこと。
参戦カレンダーは、11月10~13日に愛知県と岐阜県で開催されるFIA世界ラリー選手権第13戦「RALLY JAPAN 2022」が最大の目標。JAF全日本ラリー選手権へのスポット参戦は、4月1~3日の第2戦「ツール・ド・九州 in 唐津 2022」、6月10~12日の第5戦「モントレー 2022」(群馬)の2戦で、毎年出場していた新城ラリーはスケジュールがあわずスキップすることになった。昨年より1戦減ってしまったのは残念だ。
松井監督のモチベーション的に、一番大事なレースクイーンはこれから発表するとのこと。すべてのピースを綺麗にハメてラリージャパンに挑みたいところ。もちろん、ASCII.jpとしても活動を追い続けていくので、お楽しみに!
なお、今週末の東京オートサロンにはウェルパインモータースポーツブースとしては出ないが、モーターファンブースのシンクロアスリートコーナーの運営として松井監督(とキャンギャル)はいるらしいので、もし現地に足を運ぶなら覗いてみよう。
最後に村田選手と梅本選手のコメントを紹介する。
村田康介選手コメント
2022年シーズンは昨年と同じくウェルパインモータースポーツより、4WDターボのGRヤリスで全日本ラリーに参戦させていただくことになりました。
最高峰のJN1クラスということで、今からとてもワクワクしています。自分もこれまでダイハツ・ブーンX4や三菱・ランサーエボリューションXなど4WDマシンには数多く乗ってきました。その経験と、成長著しい梅本選手とのコンビネーションを活かし、少しでも上位に食い込めるようベストを尽くしたいと思います。ぜひ応援よろしくお願いします。
梅本まどか選手コメント
2022年はトヨタ・GRヤリスRCということで、正直なところ、今は期待と緊張とがそれぞれ半分半分の気持ちです。また、2年連続で村田選手と組ませてもらえることをとても光栄に思っています。
クラスもマシンもステップアップするので、これまでよりはるかに難しくなるのは明白です。村田選手とペアを組んで得たことを活かしながら、みなさんに応援してよかったと思ってもらえるよう、ラリーに真摯に取り組んでいくつもりです。
そして、このプロジェクトの目標はラリージャパン完走。全日本ラリーでしっかり学び、ラリージャパンで目標を成し遂げられるよう、精一杯がんばります! 応援よろしくお願いしますねっ!
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