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空間構築技術フレーム「PEGASUS WORLD KIT」を活用

アリババクラウド、ゲーム開発スタジオのJP GAMESと技術提携

2021年12月24日 14時30分更新

 アリババクラウドは12月23日、インターネット上に構築される3次元仮想空間「メタバース」の分野で、ゲーム開発スタジオのJP GAMESと技術提携したと発表した。

 本提携により、アリババクラウドの高い拡張性と安全性を備えたグローバルインフラストラクチャーネットワークとJP GAMESが持つメタバース空間構築技術フレーム「PEGASUS WORLD KIT」を活用し、これまでにないインタラクティブな体験を届けられるとしている。

 例として、没入感のあるオンラインショッピングスペース、仮想空間での音楽コンサートや展示会、3Dの物件見学ツアー、バーチャルフィギュアが登場する壮大なロールプレイングイベントなどの展開が期待されるという。

 今後は同社が有する最新技術とJP GAMESのメタバース空間構築技術を活用し、法人がデジタルワールドで新しいビジネスを開拓できるようなソリューションを共同で開発していくとコメントしている。

 JP GAMESは、「ファイナルファンタジーXV」でディレクターを務めた田畑端氏が立ち上げたゲーム開発スタジオ。2021年6月に世界初パラリンピック公式ゲーム「The Pegasus Dream Tour」を配信し、仮想空間におけるユーザーである「アバター」がパラリンピックを体験できるオンライン仮想街「ペガサスシティ」を提供した。

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