週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

世界中を恐怖に陥れた「log4j」もツイート急増

新連載:Twitterエンタメつぶやき全量データから注目の流行語を毎週公開

2021年12月23日 18時00分更新

2021年の流行語、tweet数も強し!

 いまTwitterで話題のホットな出来事・コンテンツが丸わかり!

 国内のエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、せきゅラボが注目する流行ワードをランキング形式で紹介します。今回は2021年12月8日から14日までのツイートデータから、「PC・スマホ・インターネット」に関連した注目ワードを大公開!

せきゅラボ注目の「PC・スマホ・インターネット」関連ワード 12/8~14
ワード tweet数
1 SDGs 11万9011
2 PlayStation 5 7万8230
3 Netflix 7万1785
4 メタバース 3万6066
5 NFT 3万5890
6 Discord 2万7001
7 log4j 1万5728
8 tesla 1万3406
9 Go To トラベル 9995
10 ブラックフライデー 9422

 1位は2021年の流行語として話題になった「SDGs」。Twitterでも、「何をもってSDGsとするのか?」「この行動は一見SDGs的だが、実際は反しているのでは?」といった議論が日々熱く交わされています。

SDGs NOW! 17 Goals to Transform Our World」(外務省 / MOFA)

 2位は家庭用ゲーム機の「PlayStation 5」。これは12月10日よりPlayStation 5とXbox向けに無料配信されている「The Matrix Awakens: An Unreal Engine 5 Experience」が話題になったことが大きいようです。最新のゲームエンジン「Unreal Engine 5」を使用した技術デモで、「映画と見分けがつかない」など、そのクオリティーに驚くツイートが多数投稿されています。

 3位の「Netflix」は、12月9日より配信が開始されたオリジナルドラマ『浅草キッド』の感想ツイートのほか、実写ドラマ版『カウボーイビバップ』が配信開始から1ヵ月も経たずに打ち切りが決定したことなどがtweet数を跳ね上げました。

 4位は「メタバース」。12月7日に暗号資産関連企業4社による設立が発表された「日本メタバース協会」をめぐる意見が拡散しています。また5位の「NFT」も上記の話題に伴って押し上げられた格好です。

 さて、6位と7位はセキュリティ関連。まず6位の「Discord」は、Discordサーバ「Twitter2」が悪意ある第三者の攻撃によって凍結される事件が発生したことによるもの。

 そして7位の「log4j」は、大人気ゲーム『マインクラフト』ほか様々なシーンで利用されているJavaライブラリの「Log4j」に致命的な脆弱性が発見され、ランサムウェア被害が続出したことを受けてのもの。現在、世界中のエンジニアが対応に追われています。

 8位はクルマメーカーの「tesla」。温暖化による脱炭素化社会に向け、世界的にEV車の普及が加速化していますが、世界市場はteslaが牽引しており、日本でもtesla製のEV車に注目が集まっています。また、12月14日にトヨタがEV車戦略に関する方針を発表したことも、EV車やテスラに注目が集まる要因となったようです。

 9位の「Go To トラベル」は、大手旅行会社「HIS」の子会社による不正受給事件と、それをネタにしたツイートが盛り上がりました。そして10位は、毎年11月最終金曜日を中心に通販サイトなどで実施されるセール「ブラックフライデー」。届いた商品を画像と共にツイートする購入者が多く見受けられました。

ランサムウェアは相変わらず大きな脅威

 7位「log4j」の脆弱性は、いま現在も世界各地で危機的状況を作り出しています。悪意ある人たちによるランサムウェア攻撃は英語圏に留まらないので、我々も引き続き注意を続ける必要があるようです。

 なおランサムウェア攻撃はパソコンだけでなく、スマホが標的になることもあります。感染経路になり得る、不明なアプリのインストールは絶対に避けたいですね(参考記事)。

たまに役立つセキュリティ豆知識

Q:「ランサムウェア」ってなに?

A:マルウェアの一種である不正なソフトウェア。感染することで対象のデバイスをロックしたり、保存されているファイルを勝手に暗号化して開けないようにしたりする。攻撃者は、ロックの解除や暗号化されたファイルを元に戻す代わりに「身代金」の支払いを要求してくる。

 メールに添付されている悪意あるファイルや、不正なサイトに誘導されてランサムウェアに感染するが、場合によっては感染した人の職場ネットワークからほかのデバイスに感染し、組織全体の業務がストップしてしまうこともある。なお暗号資産で要求されることが多い身代金だが、支払ったからといって必ずしも問題が解決するわけではない。

※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
ascii-rm@lab-kadokawa.com

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう