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光がリング状に浮かび上がるのが美しい

ついに登場したRazerのPCパーツ「Kunai Chroma RGB」 = フルカラーLED搭載のファン2種類とコントローラーを試す!

2021年12月27日 11時00分更新

「Razer Synapse 3」でライトアップをカスタマイズ
もちろんキーボードやマウスもアンサンブル可能

 PCが組み上がれば、いよいよライトアップのカスタマイズだ。今回の組み合わせは、ケース、マザーボード、Kunai Chroma がRazer Chroma RGBに対応しているデバイスとなる。

 このコントロールに使うツールが、「Razer Synapse 3」。PCの電源を入れると自動で認識され、インストールが促されるので、その指示に従ってインストールすればOKだ。

まだインストールされていない場合、Razer Synapse 3のインストールが促される。デフォルトのままインストールしよう

 無事にインストールが終われば、Razer Synapse 3が起動できる状態となる。これを動かくと、ダッシュボードに対応デバイスが一覧表示されるはずだ。

Kunai Chromaはファンとなるため直接は見つからないが、これを接続しているアドレサブルRGBコントローラー、PWMファンコントローラーはしっかりと認識されている

 設定したいデバイスをクリックすれば、スグにカスタマイズが可能となる。例えばアドレサブルRGBコントローラーをクリックすると、接続されているデバイスの確認、そしてライトアップ設定が可能となる。

こちらは、アドレサブルRGBコントローラーに接続されたKunai Chromaの設定例。明るさの設定、ライトアップのパターンなどの設定が可能だ

 明るさはファン個別に設定できるほか、まとめて全部を一括変更できるというのが便利。効果は「クイック効果」と「高度な効果」の2パターンあるが、まずはクイック効果でちゃんと光るのか、設定が反映されるかの確認をするといいだろう。

 高度な効果は、LED1つ1つを個別に設定したり、他のデバイスとまとめて設定したい場合に便利な機能だ。この高度な効果は「CHROMA STUDIO」という設定から変更できる。

最上段のメニューにある「STUDIO」を選ぶと、カスタマイズ可能。認識されているデバイスすべてが表示され、一括設定できる。効果と色を組み合わせ、自分好みにカスタマイズしよう

 ちなみに、ライトアップだけでなくファンコントロール設定もRazer Synapse 3から可能。デバイスでPWMファンコントローラーを選んでやればカスタマイズ画面となる。

接続されているファンの場所、回転数などが表示される。変更したいファン番号とモードを選べば、回転数を自在に変更できる

 ファンは個別にモードを変更できるほか、リンク機能を使えば、すべてのファンを一括変更できるというのが便利だ。

ゲーミングデバイス全体でライトアップ機能をコントロール!

 性能に影響がないため、ゲーミングPCのライトアップは完全に趣味の領域だ。それだけに、単純にライトアップパーツを詰め込み、光らせただけでは面白くない。どう光らせるのか、なにを表現したいのかまで考えるからこそ、楽しめるというものではないだろうか。

 そんな凝ったライトアップの手助けとなるのが、Razer Chroma RGB。これに対応したファンを始めとするPCパーツ、そして周辺機器まで揃え、PC周りを統一感ある見た目にできれば、雰囲気がからりと変わるのは間違いない。

 なんとなく光らせているという状態から一歩踏み出し、光らせること自体が楽しくなってくるのが、Razer Chroma RGBのいいところ。今までのライトアップでは不満がある、もしくは、コレジャナイ感がぬぐえないのであれば、ぜひ試してみて欲しい。きっと満足できるはずだ。

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