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「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」の配信開始、マイナンバーカードが必要

2021年12月20日 16時45分更新

 デジタル庁は「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」の配信をApp Store/Google Playで開始した。

 同アプリに対応しているのはiOS 13.7/Android 8.0以降の端末で、マイナンバーカードを読み取るためにNFC機能が必要となる。操作自体は簡単で、マイナンバーカードの4桁のパスワード(券面入力補助用暗証番号)を入力した後に、端末をカードに接触させることで情報を読み取る(海外用の発行にはパスポートをカメラで映す)。あとは自動的に自治体が政府のシステム(VRS、ワクチン接種記録システム)に登録したデータと照合して、アプリ内で氏名、接種日、接種したワクチンなどの情報、およびそれらの情報を含むQRコードが表示される。

 なお、一部の自治体(東京都千代田区など)では登録されたデータについて、確認が必要な状況になっており、「選択された市区町村では、まだアプリでの発行を受付開始していません。」といった表示がされるケースがあるとしている。詳しくはデジタル庁のサイト(https://www.digital.go.jp/policies/posts/vaccinecert)にあるFAQを確認してほしい。

 

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