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パシフィコ横浜にてローカル5Gを活用した 「安全・安心」なイベント開催の実証実験

2021年12月14日 18時00分更新

 パシフィコ横浜にて12月18日・19日に、ローカル5Gを活用した 「安全・安心」なイベント開催の実証実験が開催される。

 実証実験は、野村総合研究所(NRI)、JTOWER、NECネッツエスアイ、綜合警備保障(ALSOK)、ヤマハ、横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)、横浜市、一般社団法人横浜みなとみらい21(YMM21)の8者によるもの。8者はNRIを代表機関とする「横浜みなとみらい21地区ローカル5G実証コンソーシアム」を形成し、総務省「令和3年度課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」において、「大型複合国際会議施設におけるポストコロナを見据えた遠隔監視等による安心・安全なイベントの開催」の実証事業企画を提案して採択。パシフィコ横浜で開催されるイベント「お城EXPO2021」にあわせて実証実験を行なう。

 1階多目的ホールでは、ALSOKが監視員によるロボットの遠隔操縦、監視員と現場警備員間の指示伝達の実証実験を行なう。通信輻輳が想定される混雑化において、5Gを活用したロボットの遠隔操縦や遠隔監視により、警備品質の向上と効率化の実現を目指す。

 また、ヤマハは複数の部屋でアーティストが演奏する音の双方向伝送においてローカル5G回線を活用することでその有用性を検証。このほか、混雑検知システムで把握される混雑状況と連動する形でロボットが自律走行で特定地点に向かい、周辺の来訪者への混雑アナウンスをするといった実証実験を行なう。

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