「NVIDIA システム遅延チャレンジ」に応募して豪華景品が当たるチャンス
ゲームの勝敗を左右する“システムレイテンシー”を体感して、RTX 3080 Tiをゲットしよう!
PCゲーム、特に競技性の高いeスポーツタイトルでは、いかに激しい動きに対応できるかがカギになる。マウスの感度や画面のフレームレートは、eスポーツシーンにおいては極めて重要なファクターだ。
また、そうしたマウスの感度やフレームレートと並んで重要な要素として、「システムレイテンシー(システム遅延)」がある。これは、表示されたゲーム画面に反応したプレイヤーが、マウスボタンやキーボード入力などのアクションを起こしてから、実際にそれが表示されるまでの時間を示す。
「入力遅延」とか「インプットレイテンシー」と言い換えてもよいだろう。プレイヤーの反射神経という遅延要素は、加齢などさまざまな影響で改善が難しいが、システムレイテンシーは大きく改善できる。
このシステムレイテンシーを改善する機能として、AMDは「Radeon Anti-Lag」、NVIDIAは「NVIDIA Reflex」という機能を用意しているのは、もうご存じだろう。特にNVIDIA Reflexは、対応ゲームにおいてシステムレイテンシー短縮効果が極めて高い技術だ。
これに関してはASCII.jpの過去記事「NVIDIA Reflexでゲームの遅延を削減!360Hz液晶でわかったFortniteやVALORANTでの効果」で検証済みだが、筆者の実測ではゲームによって20ms程度の違いが出ることが確認できている。
20msとは0.02秒のことだが、この遅延はプレイヤーの意思決定プロセス(狙う→動かす→撃つ)すべてにかかってくるため、プロセス全体で見ると差異がコンマ数秒単位にまで広がる。ゲームで勝ち上がるにはコンマ数秒の差は無視できないほど大きいことは言うまでもない。
画面への反応をよくするには、リフレッシュレートの高いディスプレーと高スペックなPCを用い、高フレームレートで画面を表示すればよい、という考え方もある。実際、筆者もNVIDIA Reflex検証記事において「パワーはすべてを解決する」という結論を出している。
だが、NVIDIAの研究論文によれば、リフレッシュレート60/120/240/360Hzの環境で、プロゲーマーのFPSゲームにおける操作に要した時間を比べてみると、リフレッシュレートが高くても統計的に意味のある差はなかったが、レイテンシーを30ms減らすだけで劇的に操作時間が短くなった、と述べている。
ディスプレーのリフレッシュレートを60Hzより上に引き上げるよりも、システムレイテンシーを30ms短縮する方が、ゲームでは有利に立てるという結論だ。
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