コンカーは12月1日、富士通のグループ間接費管理基盤として、SAP Concurソリューションが採用されたと発表した。
富士通では、デジタル時代の競争力強化を目的として、製品やサービス、ビジネスモデルに加えて、業務プロセスや組織、企業カルチャーを変革する全社DXプロジェクト「Fujitsu Transformation(フジトラ)」を推進している。
その一環として、全従業員が関わる間接業務領域のDX推進を目的に、経費精算・管理クラウド「Concur Expense」、請求書管理クラウド「Concur Invoice」、出張管理クラウド「Concur Travel」を含む主要なSAP Concurソリューションの導入に至ったという。
主な選定ポイントとしては「様々なデータ連携により、データドリブン経営が実現できること」、「キャッシュレス、ペーパーレス、入力レスが実現できること」、「法人カードやQRコード決済アプリをはじめとする連携サービスの豊富さ」をあげている。
なお、本ソリューションは2022年7月を目途に、国内グループ会社74社を含めて従業員およそ7万人を対象に導入予定。今後は、海外のグループ会社を含むグローバル展開も検討していくとしている。
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