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アルファード歴15年のオーナーとともに現行「アルファード」の魅力を検証する

2021年11月28日 12時00分更新

 クルマ好きアラサー女子の矢田部明子です。今回は、カローラやノートといった名だたる人気車よりも売れ行きが上回ったトヨタ「アルファード」についてレポートしていきたいと思います。アルファード歴15年で、現行アルファードに1年半乗っているオーナーの意見を踏まえつつ、私も1週間ほど試乗したので、良かったこと&悪かったことをお伝えしていきます。購入をご検討されてらっしゃる方は、ぜひ参考にしてみてください。

アルファードはこんなクルマ

 アルファードはトヨタのフラグシップミニバンで、ラグジュアリーな内外装&快適な居住性、高い走行性能を兼ね備えた車です。政治家や芸能人が移動するときに利用している、というイメージがある人も多いのではないでしょうか? ハイクオリティーなインテリアやエクステリアが魅力で、高級ミニバンが欲しい! という方にはピッタリの1台です。

 今回試乗したのは「アルファード S(2WD 7人乗り)」です。

トヨタ「アルファード S(2WD 7人乗り)」の主なスペック
サイズ 全長4950×全幅1850×全高1935mm
ホイールベース 3000mm
車重 1960kg
エンジン 2.5L 直列4気筒
最高出力 182PS(134kW)/6000rpm
最大トルク 235N・m(24.0kgf・m)/4100rpm
価格(税込) 398万5000円

アルファードの良いところ その1
オプションやグレードが多い

 なんと17種類のグレード&特別仕様車がラインアップされていて、豊富な選択肢が魅力の1つです。たとえば、ボディーデザインは標準ボディー&マッチョな雰囲気のエアロボディーの2種類から選べ、パワーユニットはガソリンエンジン&ハイブリッドのどちらかが選択できます。スポイラーやリップスポイラーのオプションも豊富なので、自分好みに細かく決めることができるのも◎。

 ただ、選択肢が多すぎてどれにすればいいか迷ってしまうという声も……。購入する際は、公式サイトなどであらかじめグレードについて調べておくといいでしょう。

アルファードの良いところ その2
大きさを感じない走行性能

 ボディーサイズは大柄ですが、街乗り&高速道路ともにスムーズで運転しやすく、快適で乗りやすかったです。車重があるにもかかわらず余裕のあるスタートで、上り坂もスイスイ上ってくれます。加速もブレーキも緩やかに効くので、扱いやすくてGoodです。カーブする時は左右に揺れず(ロール少なめ)、地面に吸い付くように曲がってくれるので、車内の横揺れも少なく怖くありませんでした。ステアリングを切れば、スッと車が反応するので自分の思い描いたように進んでくれます。私が1番いいなと思ったのは、凹凸を越えるときの振動が少ないことです。ハンプのある高速道路を走ったのですが、ハンプがほとんど意味をなしていないくらい振動を感じないのには驚きました。乗り心地が良すぎて、眠りへと誘われますが……。

 気になったのは燃費です。私が試乗したのはガソリンエンジンのアルファードですが、街乗りでリッター6~7km、高速道路でリッター8~9kmぐらいでした。もう少し燃費が良かったらな……というのが正直な感想です。あとは、視界は広いのですがボディーサイズが大きいので、狭い駐車場や細い道は運転しにくいというのもデメリットに感じる人はいるでしょう。

アルファードの良いところ その3
豪華絢爛な内装&外装

 車体が大きいということもあって迫力があり、豪華でラグジュアリーな内装&外装は街で走っていると一際目を引きます。まさに高級車! という雰囲気ですよね。

 それでは外装からチェックしていきましょう!

メッキが多用された特徴的なフロントグリル。太陽の光に当たるとキラキラ輝いて、さらに迫力が増します

フロントドア部分の傾斜がかなりあるので、リアにかけて流れるようなフォルムがスタイリッシュでカッコいいです

ホイール1本1本の太さと造形が違い、彫が深いデザインは芸術的

黒のボディーにメッキが光り、後ろ姿も派手でGood! リアスポイラーが長くて目立つので、ヤンチャ感もあるのが◎

 続きまして、内装を見ていきます。

車内は広くラグジュアリーで、高級ホテルのロビーにいるような感覚になります

インパネ周りなど、要所要所にある質感の高い木目調のパネルやメッキが高級感を演出してくれています

16色の点灯パターンを楽しめる「LEDルーフカラーイルミネーション」は、ライトの色によって車内をまったく違う雰囲気にしてくれます

 外装&内装ともに良い意味で生活感がなく、ミニバンらしさのないデザインだなと感じました。

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