ファーウェイ・ジャパンは、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH」シリーズの新製品として、「HUAWEI WATCH GT 3」「HUAWEI WATCH GT Runner」「HUAWEI WATCH FIT mini」の3製品を発表した。
HUAWEI WATCHシリーズの新フラグシップ「HUAWEI WATCH GT 3」
まず、「HUAWEI WATCH GT 3」は「HUAWEI WATCH 3」と並ぶ、同社スマートウォッチのフラグシップモデルで、46mmと42mmの2つのシリーズを用意。さらにそれぞれスポーツモデル(ともにブラック)、クラシックモデル(46mmはブラウンレザー、42mmはホワイトレザー)があり、価格は46mmのスポーツモデルが3万1680円、同クラシックモデルが3万4980円、42mmのスポーツモデルが3万580円、42mmのクラシックモデルが3万3880円となっている。いずれも12月3日発売予定。
46mmシリーズが通常利用で最大約2週間、42mmシリーズが最大約1週間のバッテリー持ちを実現しているほか、心拍モニタリングの「HUAWEI TruSeen」が5.0+に進化。フォトダイオード数を8個に増やしたほか、アルゴリズムを強化して、雨の日の激しい運動などでも、より正確に心拍数を測定できる。また、GPS、BeiDou、GLONASS、Galileo、QZSS(みちびき)の5種の衛星測位システムに対応し、ランニング中などのより正確な測位が可能になっている。
両モデルともBluetooth経由での通話にも対応。接続したスマートフォンにかかってきた通話をHUAWEI WATCH GT 3で受けて、そのまま通話をすることもできる。
ランナー特化型のスマートウォッチ「HUAWEI WATCH GT Runner」
続いては、HUAWEI WATCHシリーズでは初となるランナーに特化したモデル「HUAWEI WATCH GT Runner」。12月10日発売で3万4980円。ブラックとグレーの2色が用意される。
1.43型の画面、11mmの厚みで約38.5gの本体とランニング時も違和感なく装着できるデザインになっているほか、機能面でもランナー向けの要素が数多く用意されている。ランニング時の心拍数やペース、距離などから、ジャック・ダニエルズ氏が提唱するVDOTと呼ばれる指標で測定。自分の走力に合った目標を自動的に設定して、トレーニングが可能になっている。
また、HUAWEI WATCH GT 3と同様に5種の衛星測位システムに対応するだけでなく、アンテナをラグの中に埋め込むことで、金属の本体による干渉を大幅に低減することで、より高速かつ正確な測位ができる。また、別途「HUAWEI Band 4e」をシューズに取り付けて同時に利用することで、ランニング時のフォームについて、より詳細なデータを取ることにも対応している。
よりエレガントさを重視した小型モデル「HUAWEI WATCH FIT mini」
HUAWEI WATCH FIT miniは、すでにリリースされているHUAWEI WATCH FITをベースに、より小型でエレガント、そしてクラシックなデザインを採用したモデル。フロスティホワイトとモカブラウンの2色で価格は1万6280円。12月3日発売予定。
HUAWEI WATCH FITシリーズと同様、血中酸素レベルの常時測定や月経周期モニタリングを始め、心拍数や睡眠、ストレスを測定できるなど、健康管理に役立つ機能を搭載。また、通常利用で約14日間のバッテリー機能も魅力となる。ディスプレーサイズは1.47型の縦長タイプで、クラシックな雰囲気に合わせた専用ウォッチフェイスを採用。他のモデルと同様に「HUAWEI Watch Face Store」からの追加にも対応している。従来のHUAWEI WATCH FITとの違いは、GPSの非搭載などがある。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう