京王電鉄は11月22日、三菱商事が展開するレンタル商品・EC商品の返却および返品を非対面で行なえるサービス「SMARI」(スマリ)を鉄道会社として初めて導入し、鉄道を活用して専用のボックス「スマリボックス」から商品を集荷する実証実験を行なう。
SMARIは、提携する企業のレンタル商品・EC商品をスマリボックスに投函することで、伝票記入等の手続きなく返却・返品をスムーズに行なうことができるサービス。
洋服等のレンタル・ECの成長にあわせ、返却・返品ニーズが高まる中、駅を利用するユーザーがSMARIで返却・返品できる環境を提供することで沿線の利便性向上を図るとしている。
スマリボックスの設置場所は初台駅、幡ヶ谷駅、桜上水駅、八幡山駅(京王リトナード八幡山)、永福町駅(京王リトナード永福町)の計5ヵ所。
配送方法としては飛騨高山の農産物配送を担当する京王運輸の配送員が、キャリーケースを用いて各設置場所から商品を集荷し、鉄道を活用して京王運輸世田谷営業所まで配送するという。
なお、実証実験は2022年3月31日まで実施される。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります