ラックは11月19日、米Transmit Security,Inc.が開発・提供する「BindID（バインドアイディ）」の国内提供を開始した。
BindIDはオンラインサービスへログインを可能をする認証ソリューション。利用者が保有するスマホをアカウント認証器として登録することで、ユーザーIDやパスワードなしに強固な認証セキュリティーを実現。ECサイトや地方金融機関のインターネットバンキング、本人確認が必要なチャットボットなど、認証が必要な様々な場面での活用が期待できるとしている。
専用アプリのインストールなどは不要。標準的な認証技術であるFIDO2／WebAuthnに準拠し、自身のスマホや生体認証（指紋や顔など）を組み合わせて強固な認証セキュリティーを実現可能。SaaS型の認証サービスとして提供されるため、新たなシステム構築は不要。すでにサービス提供中のアプリケーションでもBindIDと連携するための追加改修だけで新たな認証システムを導入できるとしている。
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