ファルボは11月19日、家庭学習のDX化を支援するため、学習管理ツールを備えたAIプラットフォーム「ラコモ」と、オンライン専門家庭教師サービス「家庭教師図鑑」の提供を開始した。
ラコモは、「ラーニングコモンズ(Learning Commons)」の略称で、教室を越える学習スペースを指す。コロナ禍においても、生徒や親が学力レベルを確認しながら、自分に合った指導者を見つけ、学習内容をカスタマイズしていくことを可能にする。また、AIによるレコメンド機能を活用し、過去の学習履歴を振り返りながら戦略的な学習計画を立てるツールとしても利用できる。
塾や家庭教師の効果的な学習モデルでは、【自己分析】→【目標把握】→【手段】→【計画】→【実行】→【振り返り】の順にサイクル循環し、各プロセスで先生が学習者を【コーチング】する、7要素で構成されている。ラコモはこの7つの要素すべてをオンラインマニュアル化し、教師と学習者双方にリモート利用を可能にすることで塾や家庭教師の学習モデルを再現する。
家庭教師図鑑は、家庭教師と生徒のマッチングプラットフォーム。ラコモの特徴であるカリキュラム作成や授業の進捗管理など学習支援機能と組み合わせることで、「生徒や親が家庭教師に求めること」と「家庭教師業務を行なうのに必要な業務」との連携で相乗効果を生むとしている。
また、教育者に教えるためのフォーマットや効率的なノウハウを提供することで、従来の教育関係者以外にも気軽に教えられる環境を用意し、家庭学習、家庭教育の世界でエコシステムの再構築を目指す。
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