Core i5-12600Kと組み合わせてパフォーマンスを徹底チェック
DDR4対応ながら驚異の実力を発揮! ASRockのゲーム向けZ690マザー「Z690 PG Riptide」を発売前に触ってみた
WQHDによるゲーミング性能をチェック! 注目の「バトルフィールド 2042」も快適プレイ
ここからは気になるゲーミング性能を、「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ 公式ベンチマーク」と「FarCry 6」を使ってみていこう。
まずはファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ 公式ベンチマークから。WQHDゲーミングをターゲットにしているRadeon RX 6800 XTを組み合わせただけあって、4K解像度こそ"非常に快適"の1万5000スコアーは超えなかったものの、平均フレームレートは90fpsを記録。さらに2万スコアーを超えるWQHDでは、平均フレームレートは161fpsと、エフェクトが飛び交うアライアンスレイドも安心なフレームレートになっている。
次に検証したFarCry 6は、プリセットで「最高」を選択、さらにレイトレーシングの「DXR反射」と「DXRシャドウ」を有効にした状態で内蔵ベンチマークを実行している。検証したところ、WQHDのフレームレートは平均93fps、最小84fpsとなった。ゲーミングパフォーマンスも良好で、快適にゲームが楽しめるだろう。
これからゲーミングPCを組む際、最も気になるのは、大規模な近未来戦が楽しめるFPS「バトルフィールド 2042」だ。執筆時点では先行プレイのため、従来の一定時間ルートを定めたフレームレート計測は行なわなかった。だが、せっかくなのでWQHD解像度、「最高」画質の設定で、ロケット発射場がある「オービット」をプレイしてみた。
その結果、フレームレートは90~100fps前後だった。なお、プレイ中のPコア、Eコアの挙動もおかしなところはなく、Pコアは4483MHz、Eコアは3388MHzで動作していた。ドライバーの最適化はこれからなので、Radeon RX 6800 XTで、WQHDによる高リフレッシュレートプレイも夢ではないだろう。
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DDR4メモリーで第12世代Coreのパフォーマンスを享受
上位モデルに比べVRM、M.2ヒートシンクはコストが抑えられつつも、なんの不安もなく高負荷の作業ができる冷却性能を発揮している。さらにDDR4メモリーでも、第12世代Coreプロセッサーのパフォーマンスを引き出すことに成功している点は、最大のメリットといえるだろう。Z690 PG Riptideは、Lightning GamingポートやKiller E3100など、ゲーマーの心を掴む魅力的な機能があり、コスパが光るCore i5-12600Kで組むのにおすすめの1枚になっている。
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