今日16日についに発表されたバルミューダ初のスマートフォン「BALMUDA Phone」。発表会後には、同社が今週19日にオープン予定の旗艦店「BALMUDA The Store Aoyama」でメディア向けのタッチ&トライも開催されたので、そこでの実機写真をお届けしよう。
BALMUDA Phoneを手にして感じたのは、最近のスマホではなかった圧倒的な持ちやすさと手触りの良さ。「直線がない、全面が曲線」という緩やかなアールを描いた背面の形状からは、これまでにないレベルで手のひらにフィットする感覚が得られる。最近ではもはやレアな16:9という比率の4.9型液晶も情報量と持ちやすさのバランスで優れている。約139gという軽さも大きなプラスだ。
一方でこのデザインの影響か、バッテリー容量は2500mAhとイマドキの5G対応Androidスマホとしてはあまりに小さく、実用面で不安が生じる。また、上下に額縁部分があるにも関わらず、インカメラはパンチホール式となっている。
スペックはSnapdragon 765、6GBメモリー、128GBストレージ、4800万画素カメラ(イン800万画素)、電源ボタン一体型の背面指紋センサー、FeliCa、ワイヤレス充電、Android 11など。単純なハードウェアのスペックからすると、SIMフリー版の10万4800円はさすがに高価な感は否めないが、この持ちやすさと手触りの良さ、独自の世界観などをどう見るかで、評価が変わってくる1台と言えるだろう。
バルミューダ「BALMUDA Phone」の主なスペック | |
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ディスプレー | 4.9型液晶(16:9) |
画面解像度 | 1080×1920 |
サイズ | 約69×123×13.7mm |
重量 | 約138g |
CPU | Snapdragon 765(オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | ― |
OS | Android 11 |
対応バンド | 5G NR:n3/n28/n77/n78 LTE:1/2/3/4/8/12/17/18 /19/28/41/42 W-CDMA:1/2/4/5/8 4バンドGSM |
無線LAN | IEEE802.11ac |
カメラ画素数 | 4800万画素(イン:800万画素) |
バッテリー容量 | 2500mAh |
FeliCa/NFC | ○/○ |
生体認証 | ○(指紋) |
防水/防塵 | ×(生活防水、IPX4/IP4X) |
USB端子 | Type-C |
イヤホン端子 | × |
カラバリ | ブラック、ホワイト |
発売時期 | 11月26日 |
価格(SIMフリー版) | 10万4800円 |
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