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IGP ROBOTICS、AIコミュニケーションロボット「Cruzr」を活用した実証実験を美術館で開始

2021年11月16日 17時00分更新

 IGP ROBOTICSは11月13日から大阪市立美術館で開催中の「メトロポリタン美術館展」で、同社のAIコミュニケーションロボット「Cruzr」を活用した「ROBOT MUSEUM GUIDE」サービスにより、来館者ニーズの把握や美術館内での行動分析などに関する実証実験を実施する。

 美術館などでは、コロナ禍での大規模展覧会開催にあたり館内での注意事項や感染症拡大予防対策など、来館者に通知する項目が増加してる一方、できるだけ対人の接触を避ける必要が生じている。

 本実証実験では、これらの課題を解決する情報伝達だけでなく、展覧会の注目作品の紹介に加え、文化観光の観点から、公益財団法人大阪観光局との連携で周辺観光情報の提供も実施するという。

AIコミュニケーションロボット「Cruzr」

 Cruzrは日本語での会話に加え、ダンス、動画、音声などのエンタメ機能を搭載したAIコミュニケーションロボット。またROBOT MUSEUM GUIDEは美術館でのロボットによる解説サービスとなっている。詳細はこちらから。

実証実験の概要
期間:11月13日~2022年1月16日
時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
休館日:毎週月曜日(1月10日は開館)、年末年始(12月30日~1月3日)は休館
会場:大阪市立美術館(大阪市天王寺区茶臼山町1-82)

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