日商エレクトロニクスは11月9日、ERPソリューション「GRANDIT」を丸紅グループに導入すると発表した。
丸紅の現基幹システムは保守更新の時期を迎えており、保守・運用の効率上昇、ビジネス規模やオンラインワーク需要などの外部環境の変化への柔軟な対応、最新技術への適応性の向上を実現のため再構築を決定。商社業務への適合性が高く総合商社のグループ会社や専門商社での導入実績が豊富、ワークフローやBI・ECなどを標準装備、GRANDITコンソーシアムによる共同開発のためパッケージ機能仕様などの情報が開示されているなどの理由からGRANDITを選択したという。
丸紅の10営業本部21事業会社への導入となり、開発は2020年10月より開始し、2023年8月に2本部2事業会社へリリース。その後、残りの本部・事業会社に順次展開する計画。GRANDITとSAPを併用することで開発費用が3割以上削減されると見込んでいる。
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