小田急電鉄は11月8日、 小田急沿線における子育て応援ポリシー「こどもの笑顔は未来を変える。Odakyu パートナー宣言」を策定した。メッセージの具現化に向けて「小児IC運賃の低廉化」などの子育て世代応援施策に取り組むとしている。
ポリシーは、子育てに想いを持つ社員を中心に取りまとめたもので、小田急線を中心に子育てしやすい沿線にしていく当社の想いを発信するもの。抜本的施策となるのが小児IC運賃の低廉化で、2022年春からIC利用時の小児運賃を小田急線内一律50円とする。なお、小児運賃（IC利用）を持続的に大人運賃の半額以下に一律低廉化するのは全国の鉄道初の取り組みという。
また、5月に実施した「お子さまをお連れの方に安心してご利用いただける車両」の常設化に向けた検討を進めるほか、駅へのベビーカーシェアリングサービスの本格導入を予定。さらに、ソフト面においても社員が鉄道をテーマに、地域とも連携しながら行なうイベントを定期的に開催する、とくに小学生の子供を1日100円で全線乗り放題とし、駅や駅 に隣接するグループ商業施設などに会場を設け、電車での移動とともに1日を通じて楽しい時間が過ごせるイベントを開催するという。
「お子さまをお連れの 方に安心してご利用いただける車両」（5月に実施）
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