Cogent Labs（コージェントラボ）は10月26日、Intelligent Document Processingサービス「SmartRead」を発表。12月より提供を開始する。
同社は人工知能研究・開発と関連ソリューションサービスの提供、クラウドからエッジまで実用的なAIのサービス開発・提供を行なう。SmartReadはAIにより、利用者のさまざまなドキュメントから素早く正確に情報抽出・データ化を行ない、ドキュメント処理を効率化するサービス。同社の「Tegaki」の機能を包含し、情報抽出・確認修正から管理にいたるさまざまな機能を大幅に強化しているという。
Tegakiにおいても好評の高精度な文字認識エンジンを踏襲し、JIS非漢字を新たにサポートするなど文字認識対象を拡大したことに加えて認識精度をさらに進化。新たに文書仕分け機能によりドキュメントのレイアウトの微妙な違いを高精度に識別する。
従来の定型文書に加えてドキュメント中の全ての文字を読取り（全文OCR機能）、検索可能なPDFとして出力する機能を提供。活字だけではなく手書き文字も高精度に認識し、各種メモや図面などで後から追記した手書きメモ等も検索可能となる。また、使い勝手の良いユーザーインターフェース・権限管理機能などを備え、作業効率や部署ごとの運用が可能。さらにAPIを提供することでRPAなどのアプリケーションとの連携も可能となっている。
同社では今後、顧客が抽出したい項目・情報を簡単に指定できる機能や、ドキュメント処理を自動化するために必要な機能などを順次強化して提供するとともにオンプレミス版も予定しているという。
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