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「Surface Go 3」実機レビュー = Windows 11搭載の万能モバイルサブPCなのだ - 週刊アスキー

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ASCII Power Review

第150回

速度は1.5倍でますますお買い得です

「Surface Go 3」実機レビュー = Windows 11搭載の万能モバイルサブPCなのだ

 タイプカバーは、キーピッチが実測16.5mm前後、キーストロークが実測1.5mm前後となっており、フルサイズキーボードなどと比べるとやや窮屈感はある。とは言えキーとキーの間にすきまのあるアイソレーションタイプで、配列もオーソドックスだ。個人的にはやや窮屈なカーソルキーには慣れが必要だったが、数時間使っていたらフルサイズキーボードの7割ぐらいのスピードで文字入力できるようになった。

 Surfaceペンの使い勝手は従来のSurfaceシリーズと違いはない。2H、HB、Bの3種類が入った「Surfaceペン先」を利用できるSurfaceペンは、個人的にも愛用しており、現在存在するデジタイザーペンのなかでトップクラスに書きやすいと太鼓判を押せる。

 ただ、現時点でまだ試せていないが、触覚モーターにより紙にペンで書いたような感覚を再現するという「Surfaceスリムペン2」の存在が非常に気になっている。「Surfaceスリムペン2」は「Surface Pro 8」や「Surface Laptop Studio」が搭載する「Microsoft G6カスタムプロセッサー」を利用するので、「Surface Go 3」ではたとえ描画は行なえたとしても、触覚モーターは駆動しない可能性が高い。ペンの書き味は次期モデルで進化することを期待したい。

 ディスプレーの画質については、色域を実測したところ、sRGBカバー率は99.1%、AdobeRGBカバー率は73.8%、DCI-P3カバー率は75.1%という値が出た。モバイルノートPCとしては平均以上の色域を備えている。

 ウェブカメラの画質についてはかなり高いと驚かされた。500万画素のフロントカメラ(F2.0)、800万画素のリアカメラ(F2.0)のどちらも発色は自然。特にオートフォーカス機能を備えたリアカメラは、イメージセンサーの画素数以上に精細に感じられる。メモ用途だけでなく、作品作りなどにも活用できるカメラ画質を備えている。

キックスタンドとタイプカバーを活用して、さまざまなスタイルで利用できる

キックスタンドは無段階で角度を調整可能

キックスタンドを最も倒したときのディスプレー面の角度は実測9度

キーピッチは実測16.5mm前後

キーストロークは実測1.5mm前後

ディスプレーは10点マルチタッチ対応

Surfaceペンのペン先は軟らかめ。2H、HB、Bの3種類が入った「Surfaceペン先」も販売されている

Surfaceペンは左側面に磁力で装着可能だ

ディスプレーの表面処理はグレア(光沢)。映像、画像を鮮やかに表示できるが、照明などの映り込みの影響は大きい

実測したsRGBカバー率は99.1%、sRGB比は102.1%、AdobeRGBカバー率は73.8%、AdobeRGB比は75.7%、DCI-P3カバー率は75.1%、DCI-P3比は75.2%

ディスプレー上部には500万画素のフロントカメラ、顔認証カメラ(IRカメラ)、Dual far-fieldスタジオマイクが内蔵

500万画素のフロントカメラで撮影

800万画素のリアカメラで撮影

CPUの代替わりで
「Surface Go 2」の約1.5倍のパフォーマンスを発揮

 最後にパフォーマンスをチェックする。まずCPU性能については、「CINEBENCH R23」で1345pts、「CINEBENCH R20」で546pts、「CINEBENCH R15」で245cbを記録した。「Pentium Gold 4425Y」を搭載する「Surface Go 2」が「CINEBENCH R15」で167cbだったので、1.47倍のパフォーマンスを発揮したことになる。

「CINEBENCH R23」のCPUは1345pts、R20は546pts、R15は245cb

「CINEBENCH R23」実行中のCPUのクロック周波数は平均2219.77MHz、最大2687.7MHz、温度は平均73.24℃、最大79℃

 3Dグラフィックス性能は、「3DMark」のTime Spyで329、Fire Strikeで818、Wild Lifeで2256を記録した。同じく「Surface Go 2」がTime Spyで326、Fire Strikeで837だったので、こちらはほぼ同等ということになる。

「3DMark」のTime Spyは329、Fire Strikeは818、Wild Lifeは2256、「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」(1920×1080ドット、標準品質、ノートPC)のスコアは1674(設定変更が必要)

 ストレージ速度はシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)で1701.14MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)で837.07MB/sを記録した。同じく「Surface Go 2」が1701.14MB/s、837.07MB/sだったので、こちらもほぼ同等。もっと高速なストレージを搭載しても、CPU性能に見合わないということなのだろう。

「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は1701MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は837MB/s

 バッテリー駆動時間については、ディスプレー輝度40%で「PCMark 10 Modern Office Battery Life」を実行したところ、7時間14分動作した。モバイルノートPCとしては平均以上のスタミナ性能を備えている。もしこれで不足なら、USB Type-C端子経由でモバイルバッテリーから充電すれば十分カバーできるはずだ。

「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」実行中のディスプレー面の最大温度は50.3℃(室温21.7℃で測定)、背面の最大温度は46.7℃、ACアダプターの最大温度は38.1℃

大画面が有利なメインの仕事マシンにはならないが
最高の満足感を得られる「サブ機」なのだ

 本製品はSurfaceタブレットシリーズのエントリーということで、ベンチマークでご覧いただいたとおりパフォーマンスはそこそこ。しかし、ブラウジング、コンテンツ視聴、オフィスアプリの利用などには十分な処理性能を備えているし、使い勝手は上位シリーズと大きな違いはない。

 ボディーはマグネシウム製で質感も文句なしだ。最上位構成でもメモリーが8GBなのでメイン端末としては弱いが、わかっている人が購入するなら最高の満足感を得られる「サブ機」なのである。

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