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UMPC専門店「ハイビーム秋葉原店」が23日にグランドオープン!店舗を直撃取材

2021年10月25日 13時30分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

 最近ラインアップが増えつつある小型PC(UMPC)を専門に扱う「ハイビーム秋葉原店」が、10月23日12時にグランドオープン。さっそく、どういった店舗なのかを取材してきた。

「ハイビーム秋葉原店」は、東京都千代田区外神田5-5-1 金谷ビル1Fに店舗を構える。店舗名に秋葉原とあるが、末広町をさらに秋葉原駅とは逆方向に少し歩いたところにある

 本店舗は、GPD社の正規代理店であり、オリジナルブランド「TENKU」の企画販売を行なっている株式会社天空が立ち上げた新会社、株式会社ハイビームが展開する店舗。店内には、GPD社製のUMPCからAMDのRyzen APUを搭載する「AYA NEO」、ONE-NOTEBOOK社製のUMPCが揃っていた。

GPD社がクラウドファンディングを経て販売した「GPD WIN」、10インチディスプレーを備えた「GPD WIN Max」、最新の「GPD WIN 3」まで販売

Ryzen 5 4500Uを搭載した7インチタッチディスプレー採用の「AYA NEO 2021」も販売

「AYA NEO 2021」は、白色のモデルも購入できる

ONE-NOTEBOOK社の最新モデル「ONEXPLAYER」は、eGPU BOXを接続したデモも行なわれていた

GPD WINの取り換えパーツやUSB Type-Cのケーブルやハブなどのアイテムも取り扱っている

 ゲーム用のコントローラーを備えたUMPC以外にもヒンジ部分で360度回転する2 in 1「ONEMIX 4」なども取り扱っている。「ONEMIX 4」は女性も気になって来店し、実物のサイズを確かめに来たとのこと。

ONEMIX 4は、10インチディスプレーを搭載した、ビジネスシーンでも活用できるシンプルでスタイリッシュなデザイン

ヒンジ部分で回転させタブレットとして、電子書籍やウェブサイトの閲覧にも使える

 また、オリジナルブランド「TENKU」の製品も展示・販売を行なっていた。

ComfortBook S11は、インテル「Celeron N33550」を搭載した11.6インチで990gの軽量ノートPC

 店舗では「GPD WIN 3」や「ONEXPLAYER」が特に人気で、「AYA NEO」はRyzen 7 4800Uを備え、より高性能なProを待っている人が多いのかもとのこと。AYA NEOは初期ロットにはプリインストールされていないが、今後「AYA Space」と呼ばれるアプリが搭載されるという。

 このAYA Spaceは、現状β版だが本体のCPU使用率などを確認したり、ゲームを直接起動するランチャーにもなったり、ホームのカスタマイズも行なえたりするとのこと。

AYA Spaceは本体の設定や状態確認、ホーム画面のカスタマイズが行なえる独自のランチャーとなっているようだ

 また、同社は近くAndroidを備えたコントローラー付きのタブレット「XP」の販売も予定しているという。

XPはAndroidタブレットに物理コントローラーを備えた製品。Xinputにも対応

右側のコントローラーは着脱でき、1~4までのボタンを備えたコントローラーでは、ゲームに合わせてショートカットキーを設定できるという

 GPD WIN 3は5.5インチと最も小型で小さめの鞄でも持ち運びできる携帯性が魅力。ONEXPLAYERは8.4インチと大型でパワーもあり、別売りのマグネットで着脱できるキーボードにより、ノートPC代わりにもなる。

 一方、AYA NEOは前述した2機種よりもGPU性能で劣るものの、7インチと中間に位置するサイズで、豊富なソフトウェアボタンと今後追加される独自ランチャーを備えるなど、いずれも好みが分かれる製品となっている。

 この手の製品は、一度手に取ってみないとサイズ感や使用感が分からないので、専門店の存在はとてもありがたい。製品が気になっていた人は、一度足を運んでみてはいかがだろうか?

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