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販売期限切れのパンを堆肥に活用! 横浜髙島屋「ぱんクル(ぱん+リサイクル)」を販売

2021年10月22日 19時00分更新

 横浜髙島屋 Foodies’ Port2 ベーカリースクエア内、「KANAGAWA BAKER’S DOCK」では10月27日より、販売期限切れのパンを堆肥に活用して育てた野菜を使ったパン「ぱんクル(ぱん+リサイクル)」を販売する。

 ベーカリースクエアでは、パン業界の課題でもある“食品ロス”問題に取り組んでおり、販売期限切れのパンを定期的に山梨県北杜市の農場に送り、酵母と納豆菌など土づくりに良い菌を加え、菌の力で発酵させることで堆肥化。廃棄処分を避けられなかった販売期限切れのパンを堆肥の原料の一部として再利用している。

 今回は、この堆肥を使った良質な土壌で耕作したサツマイモやカボチャを地元・神奈川県内のベーカリーの協力のもと商品化。環境に配慮した“循環型”のパンの販売を行なう。

 販売されるぱんクルは、人気のフォカッチャ、エピに今回収穫したサツマイモとカボチャを使用した「かぼちゃとさつまいもの秋のフォカッチャ」、「かぼちゃとあんこのエピ」(いずれも価格は356円)。

 また収穫されたカボチャのフィリングをバターの風味たっぷりのデニッシュ生地で包み、焼きあげた「かぼちゃデニッシュ」(305円)やフォカッチャとカボチャのやさしい味わいと甘辛く仕上げた肉味噌が絶妙な「かぼちゃと肉味噌のフォカッチャ」(381円)がラインアップされる。

 さらに横浜高島屋では10月27日~11月9日の期間、「ハンカチの回収キャンペーン」を実施。期間中、横浜髙島屋1階 ハンカチ売場に「ハンカチ回収BOX」を設置し、古くなったハンカチや不要なハンカチなどを回収を行なう。

 同時開催としてハンカチーフ専門店CLASSICS the Small Luxury(クラシクス・ザ・スモールラグジュアリ)POP UP SHOPも開催。

 ショップでは化学肥料の使用が少ない日本古来の「ヘンプ」素材や、カリブ海の限られた島でしか産出しない「海島綿(かいとうめん)」を使ったコンパクトなサイズのものに加え、人気のあるユニークな柄のハンカチを紹介。

 そのほか製造工程で出てしまう、生地にほんの小さなキズや汚れがついた商品を、破棄せずに生地を活かして再加工し、ティッシュケースやマスクなど違うアイテムに生まれ変わらせたシリーズ「re-edit(リ・エディット)」も同時に販売する。

※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。 またお出かけの際は、手洗いやマスクの着用、咳エチケットなどの感染拡大の防止に充分ご協力いただくようお願いいたします。

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