いちご、宮交シティとソラシドエアは10月19日、ソラシドエアが取り組む空陸一貫 高速小口貨物輸送について事業連携を開始すると発表した。
「空陸一貫 高速小口貨物輸送事業」はソラシドエアの新規事業で、3月からいちごの協力のもと実証実験を重ねており、10月27日から本格的に事業開始する。この事業は、引き取り(陸送)、航空輸送、納品(陸送)をソラシドエアで一貫して行ない、当日中に届けるサービス。当日配送というメリットを活用することで、距離と時間の壁を越え、首都圏に地元食材の魅力をプロモートしていく。
いちごとソラシドエアは、11月1日~30日の期間、共同企画の第1弾として、宮崎県が推進するみやざき食農連携プロジェクト(LFP)にコンソーシアム参画し、いちごが保有する都内のホテル「THE KNOT TOKYO Shinjuku」(東京都新宿区西新宿4-31-1)において、九州・宮崎直送の食材を使用した料理を提供する「宮崎フェア」を開催。特別メニューで使用される生鮮食品は、コンソーシアムパートナーの生産する農水産物を使用し、ソラシドエアが食材の空陸搬送を担う。
いちごとソラシドエアは、いちごが保有する神奈川県内のホテル(THE KNOT YOKOHAMA)をはじめ、首都圏の著名飲食店とのコラボレーションを共同企画していく。
さらに、2022年1月を目途に宮崎県産品を中心とした「みやざきフードエクスペリエンス(仮称)」を宮交シティショッピングセンターに、2022年5月を目途に神奈川県産品を中心とした「いちご横須賀ポートマーケット」を神奈川県横須賀市の東京湾岸エリアにオープンする予定。これらの施設で、ソラシドエアの空陸一貫高速小口輸送による宮崎県産品と神奈川県産品の相互交流を恒常的に行なう。
空陸輸送では、宮崎県を発祥の地とする旭化成のクラウド型生鮮品物流ソリューション「Fresh Logiボックス」を活用。ボックス内の環境(青果物の輸送・保管温度・湿度・ガス組成など)を詳細に感知することで輸送・保管環境をクラウド上で可視化し、さらにインフォマティクス技術を活用して青果物の鮮度を推定・予測する。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、各自治体により自粛要請等が行なわれている可能性があります。あらかじめ最新の情報をご確認ください。
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