Pixel 6は写真加工が進化したが、AIで編集を促してくれればもっと便利
Googleから「Pixel 6」と「Pixel 6 Pro」が発表されました。近年Pixelシリーズは、コンピューテーショナル・フォトグラフィーに力をいれており、今回も映り込んだ人や物をワンタップで消し去る「消しゴムマジック」や、背景が動いているようにぼかせる「モーションモード」などを搭載しています。
これまでパソコンのフォトレタッチソフトで作業していたような写真加工が、スマートフォンで手軽にできるのはうれしいポイント。ただ個人的には、こういった機能は意外と気がつきにくいので、自分から編集作業をしにいくのではなく、写真を撮って閲覧しているときに「この被写体を消せる」や、「背景を流したほうがカッコいい」など、アラートを出すまでしてくれたほうがありがたいかなと。
地味にうれしいのがリアルタイム翻訳の強化。これまでメッセンジャーアプリなどで海外の人とやりとりする場合に、翻訳アプリに入力して翻訳したものをコピー&ペーストして送信していましたが、今後は対応アプリ内でリアルタイムに翻訳して送受信できるので便利そう。
またレコーダーの文字起こしに日本語も追加されたのは非常にうれしい。文字起こしはライター稼業のなかで、いちばん手間と時間のかかる作業。これが短縮できるだけで、いろいろとはかどりそうです。
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