【連載】東京都は、島しょ部の海底光ファイバーケーブルを整備し、保守・運用しています!
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東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部です。(旧 次世代通信推進課note)。デジタルサービス局は、デジタルの力を活用した行政を総合的に推進し、都政のQOSを飛躍的に向上させるため、新たに設置した組織です。その中で、ネットワーク推進課は、東京の成長戦略やICT利活用の更なる推進のため、2019年(平成31年)4月に新たに設置された組織です。その中で、次世代通信推進課は、TOKYO Data Highwayの構築を推進し、いつでも、誰でも、どこでも「つながる東京」の実現に向け、取り組んでいます。
都民の皆様がどこにいてもサクサクつながる環境を構築するため、全国初となる5Gアンテナ基地局を搭載するスマートポールの試行設置や通信事業者が5Gアンテナ基地局を設置しやすいように、行政財産を開放するなど様々な取組みを展開しています。こうした日々の取組みを都民の皆様に情報発信していきます。
■前回の紹介記事はこちら。
※過去の連載記事はこちら:東京都 デジタルサービス局 デジタルサービス推進部ネットワーク推進室(旧 次世代通信推進課note)連動企画
突然ですが問題です。
Q1 地球上に海底ケーブルはどのぐらいあるでしょう。
[ヒント💡 地球一周はおよそ4万kmです。]
Ⅰ.およそ20万km
Ⅱ.およそ80万km
Ⅲ.およそ120万km
Q2 東京都の島しょ部の海底光ファイバーケーブルは合計で何メートル敷設されているでしょうか。
[ヒント💡 八丈島から小笠原までのケーブルの長さはおよそ800kmです。]
Ⅰ.およそ900km
Ⅱ.およそ1200km
Ⅲ.およそ1500km
(解答は一番下に)
東京都では、いつでも、誰でも、どこでも「つながる東京」の実現に向けて、島しょ部(伊豆諸島、小笠原諸島)において海底光ファイバーケーブルを整備し、保守・運用しています。
これまでも伊豆大島、三宅島及び八丈島の3島は、民間事業者が独自に海底光ファイバーケーブルを整備することによりブロードバンドサービスを提供していました。しかしほかの島においては、採算面などから民間事業者による基盤整備が進まず、パソコンやススマホによる動画視聴や予約サービスの利用といった、大容量の通信が必要なサービスの活用が難しい状態となっていました。
そこで都では、平成21年から小笠原諸島において海底光ファイバーケーブルの整備を進め、平成23年に地上デジタル放送とブロードバンドサービスを開始しました。また、伊豆諸島のうち、ブロードバンドサービスが未提供であった利島、新島、式根島、神津島、御蔵島、青ヶ島においては、平成28年から整備を進め、令和2年3月末に全島でブロードバンドサービスの提供を開始し、各島の住民や観光客にとって必要不可欠なインフラとしてご利用いただいています。
次回の投稿では海底光ファイバーケーブル敷設時の苦労話をお話しします。
問題の答え
Q1:Ⅲ.120万km(およそ地球30周分)
Q2:Ⅱ.1200km
◆この記事は、下記より転載しています
https://note.com/smart_tokyo
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