ごきげんよう、ナベコです。気温が下がって食欲の秋真っ盛り。街を歩くと見慣れた飲食チェーンも秋向けに新しいメニューを掲げているのが目に入ってきます。
お気づきの方も多いと思いますが、牛丼チェーンの「吉野家」が10月7日から「牛ハヤシライス」を発売中です。
吉野家が「ハヤシライス」を発売中
・牛ハヤシライス
本体498円(店内税込547円、テイクアウト537円)
※肉だくは本体価格+100円
牛丼屋さんのハヤシ。牛丼屋さんというとカレーライスは定番ですが、ハヤシライスはあまり聞きません。なんでも「牛ハヤシライス」というくらいなので、牛肉が入っているようで、吉野家の牛によく合う仕立ての特製ハヤシソースを使用しているとか。公式の説明によると「牛由来の乳製品を隠し味に使ったトマト系ソース」ですって。
ハヤシライスというと洋食メニューではありますが、あまりチェーン店では見かけない気がします。個人的にも、レトルトのハヤシライスは食べますが、お店では食べたことがほとんどないような。ですので、吉野家のハヤシライス、物珍しくて食べてみました。
余談ですが、ハヤシライスの語源というと、林さん(もしくは早矢仕さん)が作った説とハッシュドビーフがなまってハヤシライスになった説がありますね。私はというと、幼い頃「林で食べるカレー的なもの」だと勝手に思い込んでいました。今でいうグランピングメニューのイメージ? みなさんにとってハヤシライスはどういう印象がありますか?
なるほどね、たっぷりの牛丼のアタマが!
さて、メニューにはオススメのトッピングとして「チーズ」(108円、税込118円)と半熟玉子(78円、税込85円)がピックアップされていたので、洋食ならと、チーズのトッピングもお願いしてみました。登場したのがコチラ。
見た目はカレーに近く、ちょっと赤みがかっていますね。
食べてみて納得。吉野家の牛丼のお肉、いわゆるアタマがたっぷり入っています。洋食のハヤシというと牛肉の切り落としなどを使うから、なるほど吉野家の薄切りになったお肉に近いわけです。吉野家の牛丼の具なので、当然玉ねぎも入っています。マッシュルームは入ってなかったけど、要素はいい感じなのかな。
ソースはトマトの酸味がほどよくきいています。適度にまろやかで、想像していたハヤシライスの味に近くて、「うんうん」と頷いちゃいました。すごく本格的かというとそうじゃないのがポイントで、ドミグラスソース的な深みはそんなにありません。サクサク食べられる気さくなハヤシライスです。
上にフレッシュミルクをかけて仕上げてくれています。フレッシュミルクがそこまで効果的なのかよくわかりませんが、乳系のまろやかさを多少加えています。
マッシュルームなどがないため、歯ごたえのアクセントが欲しくなって、途中で紅しょうがを加えてみました。紅しょうがが入ると、牛丼のアタマの醤油味がわかりやすくなって、牛丼が見え隠れします。これもちょっとおもしろいところ。
カレーよりも「飲める」
牛丼屋さんらしい気さくさもあるなんちゃってハヤシライス的なメニュー。良いか悪いかは別にして、飲むように食べられるメニューだと思います。カレーだとスパイス感からひと口ずつ味わうようにしていただきますが(個人差もあるでしょうけど)、刺激が少ないハヤシは「カッ、カッ、カッ」と勢いよく流し込めます。
牛丼のお肉の1枚が長いので、どうしても途切れずにかっこむ感じになるのも「飲める感」がある理由。今回はチーズを加えましたが、さらに半熟玉子も加えてトロトロまろまろにすると、飲みやすさがアップするに違いありません。
私は正直、スパイシーさや刺激が好きなので、ハヤシライスとカレーライスがあるんだったらカレーライスを選んじゃいそうだけど、飲むようにいただけるハヤシライスも、それはそれで、疲れている時やまろみがある味を求めている時に魅力的。
SNSで食べた人の評価をみると、好き好きはあれどもおおむね好評。ともかく、牛丼チェーンとしては珍しいハヤシライス。期待は大きく裏切らないと思います。こちら、「期間限定」と書かれているので、一定期間が過ぎたらなくなってしまうようです。気になった人は今のうちにぜひ!
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