NTTデータは10月6日、誰でも無料でAPIを登録/検索できる金融APIマーケットプレイス「API gallery」を公開した。金融機関と企業あわせて26団体が、APIとAPIを含むソリューションのプロバイダーとして参加している。API gallery上では同日より、これら26団体が提供するAPIやソリューションを誰でも無料で利用可能。
API galleryは、フィンテック企業や自治体など「API利用者」と金融機関など「API提供者」をつなぐオープンなプラットフォーム。銀行、FinTech企業、行政など、幅広いAPI提供者が作成したAPIを中立的に掲載し、銀行については、NTTデータのAPIサービスを利用していない銀行のAPIも掲載する方針だ。APIだけでなく、APIを包含したソリューションも掲載し、必要に応じてAPIとソリューションどちらからでも検索可能。
同社は本サービスを日本最大の金融APIエコシステムへ成長させるため、2021年度中に金融機関・企業を合わせて200団体以上の参加を目指す。2022年1月を目処にSlack等を活用したAPI利用者同士のコミュニティー機能も追加する予定としている。
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