第8戦・単走
夜が明けて10月3日。この日も秋晴れの快晴に恵まれ、単走決勝がスタートしました。抽選の結果、川畑選手と藤野選手はグループBからの出走となりました。
川畑選手の1本目。この時点でトップは末永直人選手の98.17。前日の状況から、97点台が出れば追走トーナメントに進出できそうな雰囲気です。112km/hという高い車速からの鋭い振り替えしをみせて97.84と、この時点で4番手の得点をマーク。ほぼ当確です。
続く藤野選手。前走選手の得点結果までの表示に時間がかかり、出走まで随分待たされた上に、タイヤを温める時間がなかったことから、タイヤがあまりグリップせず第一セクターで戻りがあり5点減点。91.97に終わります。
川畑選手の2本目。さらに高い車速で第1セクターに進入するも、DOSSの得点が伸びず97.60に。結果、11番手で単走決勝を終えました。
あとがなくなった藤野選手。「置きに入った走りをした」というものの、107km/hという高い車速と、滑らかな走りでミスはなく97.60を記録。この結果、13番手で無事通過。
TOYO TIRES勢は、松井選手の4番手がトップ。松山選手が7番手に入りました。一方川島選手、田所選手は惜しくも追走トーナメントへとコマを進めることができませんでした。
単走優勝は1本目に98.91を出した中村選手。「昨日からの流れがよくて、気持ちよく走れました」と笑顔で優勝のよろこびを語りました。ちなみに2本目はキャンセルしてタイヤを1本温存。2連勝を狙っているのは、誰の目にも明らかです。
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