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新「VAIO SX14」実機レビュー = 「Z」の技術を注ぎ込んだWindows11搭載の超速モバイルPCだっ! - 週刊アスキー

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ASCII Power Review

第144回

お買い得なVAIOノートパソコンですね

新「VAIO SX14」実機レビュー = 「Z」の技術を注ぎ込んだWindows11搭載の超速モバイルPCだっ!

 タッチパッドは従来モデルより190%大型化され、実測110×62mm(クリックボタンを除く)のスペースが確保された。クリックボタン分離式となっているのは、フィーリングを重視した設計だ。

 電源ボタンは指紋認証センサー一体型。しかも、電源オフ状態からでも電源ボタンを押すと同時に指紋認証が実施され、自動的にWindowsにサインインできる仕様だ。ワンプッシュでWindowsを使い始められるのはやはり便利である。

 人感センサーも標準搭載されており、人の動きを検知して、離席時に自動的にスリープ、着席時に自動的にウェイク、在席時にタイマースリープとスクリーンセーバーを無効にする機能を利用できる。操作しなくてもスムーズにPCをロック、アンロックできる本機能は、フリースペースなどで仕事をしている際に重宝すること間違いなしだ。

 今回はフルHD(省電力)ディスプレー搭載モデルを試用しているが、色域を実測したところsRGBカバー率は99.8%、AdobeRGBカバー率は76.6%、DCI-P3カバー率は77.1%となった。モバイルノートPCとしては平均以上の色域だ。カラーグレーディングなどに使いたい人だけがUHD HDR(DCI-P3カバー率99.8%)搭載モデルを選択するといい。

キーピッチは約19mm

キーストロークは約1.5mm

タッチパッドは従来モデルより190%大型化。サイズは実測110×62mm(クリックボタンを除く)

電源ボタンは指紋認証センサー一体型。電源オフ状態からでも電源ボタンを押すと同時に指紋認証が実施され、自動的にWindowsにサインインできる

207万画素のウェブカメラはプライバシーシャッターで物理的にふさげる

人感センサーにより、離席時に自動的にスリープ、着席時に自動的にウェイク、在席時にタイマースリープとスクリーンセーバーを無効にする機能を利用できる

Windows 11の「カメラ」アプリで撮影(HDRオン)。室内灯下ではかなり暗く写ってしまった

試用機はフルHD(省電力)ディスプレー搭載モデルだ

実測したsRGBカバー率は99.8%、sRGB比は104.7%、AdobeRGBカバー率は76.6%、AdobeRGB比は77.6%、DCI-P3カバー率は77.1%、DCI-P3比は77.2%

インテル印のノートPCを上回る、高いパフォーマンスを発揮

 最後にパフォーマンスをチェックする。VAIOと言えば独自のチューニング「VAIO TruePerformance」が施されており、パフォーマンスには非常に期待できるのである。

 まずCPU性能については、「CINEBENCH R23」で6675pts、「CINEBENCH R20」で2514pts、「CINEBENCH R15」で1091cbを記録した。「Core i7-1165G7」を搭載する「インテルNUC M15ノートブックPCキット」が6458pts、2512pts、1031cbだったので、VAIO SX14は1.03倍、1.00倍、1.06倍のパフォーマンスを発揮したことになる。上位CPUを搭載しているとは言え、インテル印のマシンを上回ったのは賞賛に値する。

ベンチマークは「VAIOの設定」の「CPUとファン」を「パフォーマンス優先」、Windows 11の「設定→システム→電源&バッテリー」の「電源モード」を「最適なパフォーマンス」に設定して実施している

「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は6675pts、CPU(Single Core)は1599pts、R20は2514pts、R15は105.35fps

「CINEBENCH R23」実行中のCPUのクロック周波数は平均4004.35MHz、最大4494MHz、温度は平均92.47℃、最大94℃(室温23.0℃で測定)

 3Dグラフィックス性能については、「3DMark」のTime Spyが2027、Fire Strikeが5294、Wild Lifeが14075となった。同じく「インテルNUC M15ノートブックPCキット」が1808、5273、13422だったので、こちらもVAIO SX14が1.12倍、1.00倍、1.05倍のパフォーマンスを発揮したことになる。

 「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレベンチマーク」(1920×1080ドット、標準品質、ノートPC)のスコアは7852(やや快適)を記録しているので、画質を調整すれば3Dゲームも快適にプレイできるわけだ。

「3DMark」のTime Spyは2027、Fire Strikeは5294、Wild Lifeは14075、「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレベンチマーク」(1920×1080ドット、標準品質、ノートPC)のスコアは7852(やや快適)

「PCMark 10」の総合スコアは5428、Essentialsは10373、Productivityは7062、Digital Content Creationは5925

 ストレージ速度は圧巻で、シーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は6734.14MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は4414.88MB/sを記録した。予算が許さなくても、なにかの許可を得て、PCI Gen4 x4接続SSDを選択したいところである。

「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は6734.14MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は4414.88MB/s

 バッテリー駆動時間については、ディスプレー輝度40%で「PCMark 10 Modern Office Battery Life」を実行したところ、9時間39分動作した。53Whのバッテリーは決して大容量ではないが、モバイル用途にまったく不足のないバッテリー駆動時間を実現しているのは見事だ。

「PCMark 10 Modern Office Battery Life」の結果は9時間39分

「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレベンチマーク」実行中のキーボード面の最大温度は34.8℃(室温23.3℃)、底面の最大温度は45.7℃、ACアダプターの最大温度は35.4℃

フラッグシップの「VAIO Z」の弟分なのである

 フラッグシップの「VAIO Z」はTDP35Wの「Core i7-11375H」が搭載され、フルカーボンボディーが採用されていることからプレミアム感は上だ。

 しかし、VAIO SX14にもそのエッセンスがしっかりと継承されている。いわばコストとパフォーマンスの秤をわずかにコスト側に傾けたのがVAIO SX14なのである。

 
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