週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

初めてシリーズに触れる人向けに本作の魅力を解説!日本ファルコムの近藤社長のインタビューも

心機一転!『英雄伝説 黎の軌跡』をシリーズ未経験の人に勧めたくなる5つの魅力

2021年10月08日 15時00分更新

スペシャル掲載
インタビューこぼれ話

 2021年9月24日から秋葉原で配布しているフリーペーパー「週刊アスキー秋葉原限定版10月号」にて、本作のインタビューを掲載中。

 ここでは、そこからこぼれたお話を掲載! 正式なものは、秋葉原に行ける人は店舗で、そうでない人もKindle(電子書籍)で無料で配信中なので、ぜひチェックしてほしい。

日本ファルコム株式会社
代表取締役社長
近藤季洋氏

――ストーリーやキャラクターの注目ポイントは?

近藤季洋氏(以下、敬称略):一番大きいのは主人公のポジションですね。これまでの主人公は割と「正義の味方」側だったんですね。本作のヴァンのように、どこにも属しておらず、いろいろな勢力とも対立していないポジションにいる主人公は初めてではないでしょうか。どちらかと言えば正義の味方と思われている遊撃士協会にニラまれているポジションですよね。社会的にも勢力の間でも「グレー」なポジションにいる主人公というのがまず一番大きなポイントになると思います。
 交友関係もいい人ばかりではなくて、闇側の勢力の人たちとも平然と付き合いがあったりとか、そういうところから話が始まっていくので、今までのシリーズと比べてもひと味違いますね。そこに集まってくる人たちというのはいろいろ背景のある人たち、共和国の縮図になっているようなメンバーが集まってきますので、そういったところから展開されるストーリーというのは、期待してもらいたいなと思います。

――新シリーズの1作目としても、公式サイトなどで紹介されているキャラクターの数が多いなと感じました。

近藤:悪いクセですよね(笑)。もうちょっとミニマムにやるはずだったんですけど……それでも各勢力の代表を出していくだけであれだけの人数になってしまいました。

――L.G.C.アライメントの選択肢で、ちょっと悪い選択肢があるのが印象的でした。

近藤:選択肢の内容がこれまでのシリーズの主人公では考えられないようなものなので、あれを選んでいくことで物語の中盤以降で展開が大きく変わったりします。そこも注目ポイントですね。

――戦闘で変身して戦う「グレンデル戦」がありますが、例えばパーティメンバーが全員変身できたりしますか?

近藤:そういうことにはなりません(笑)。グレンデル自体がなんなのって話もありますし、主人公がなんであんなことができるのか、というのも物語のキーになっています。「戦隊モノ」ではありません(笑)。

――想定プレイ時間はどれくらいになりますか?

近藤:たぶん70時間前後だと思います。『閃の軌跡Ⅲ』くらいかと。一章からボリュームが増えて、二章でまた増えて、三章でさらに増えてって感じです。今回初めての街をゼロから描いていて、割と特徴的な地域も多いんですよ。東方人街の大きな街もあれば、学園都市的なところも出てきますし。

――新しいユーザーへのアピールポイントを教えてください。

近藤:軌跡シリーズは舞台が変わると主人公も変わって登場人物も一新されますので、RPGは好きだけど途中からやるのはちょっとなって思っているユーザーさんには『黎の軌跡』は入りやすいんじゃないかなと思います。世界観を最初から説明していく部分もありますし、過去の人物も出て来るんですけど、知ってなければどうにもならないというものではないので、ぜひこの機会に遊んでいただければと思います。

週刊アスキー 秋葉原限定版 2021年10月号

・AmazonのKindle版(電子書籍)配信ページはこちら(無料)

 

【ゲーム情報】

タイトル:英雄伝説 黎の軌跡(クロノキセキ)
ジャンル:ストーリーRPG
販売:日本ファルコム
プラットフォーム:PlayStation 4
発売日:発売中(2021年9月30日)
価格:8580円(パッケージ版)/8250円(ダウンロード版)
CERO:C(15歳以上対象)

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります