FCNTは5日、オンラインで発表会を開催し、エントリークラスの5Gスマホ「arrows We」を開発したことを発表した。ドコモ/au/ソフトバンクから、12月上旬以降に発売する予定。
arrows Weは、コロナ禍以降にさらに進行することが考えられる社会のデジタル化に「誰一人取り残さない」を目的とし、「全ての人が手に取れる5Gスマートフォン」として、シニアを始めとする幅広いユーザーをターゲットにした端末となる。
その特長は、3万円台を予定しているという安価な価格でありながら、画面割れに強い頑丈さ、ハンドソープでの清掃やアルコール除菌への対応、4000mAhの大容量バッテリー、子供向けに利用時間などを制限できる「ジュニアモード」や緊急時ブザー、怪しい番号から着信で注意を喚起する迷惑電話対策機能、マスクを使ってる人同士でも通話がしやすい「マスク通話モード」「はっきりマイク」などとなっている。
基本スペックについても、今のスマホとして必要十分なもので、5.7型液晶(720×1520)、Snapdragon 480、4GBメモリー、64GBストレージ、13メガ+1.9メガ(マクロ)カメラ、背面指紋センサー、おサイフケータイ、Android 11など。カラバリはドコモ版がネイビー/ホワイト/パープル/レッド、au版がローズゴールド/ホワイト/ブラック、ソフトバンク版がターコイズ/ブラック/ホワイト。また、ソフトバンク版のみeSIMにも対応する。
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