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マイクロソフト、連携を深めた「Microsoft 365」と「Office 2021」を提供開始

2021年10月05日 11時20分更新

 マイクロソフトは10月4日、Windowsブログにて「Microsoft 365 と Office 2021 で協働作業を簡単に」と題したブログを掲載した。10月5日リリースの「Office 2021」と「Microsoft 365」のラインアップと価格の発表に加え、新たにいっそうの連携を可能としたという。

 クラウドを活用することでオンラインで共同作業を行なうことはビジネスでは一般的になっているが、これを家族や友人といった個人ユーザーにも幅広く活用できるようにMicrosoft 365で提供中のコラボレーション機能の多くをOffice 2021にも追加。ドキュメントの共有にはOneDriveのクラウドストレージ(無料提供5GB、追加購入可能)を用いる。

 また、ビジネスチャット「Microsoft Teams」も家族や友人とのコミュニケーションにも活用を勧めている。Microsoft TeamsはWindows 11に含まれているが、Microsoft 365とOffice 2021に追加することでWindows 10やmacOSでの利用が可能になる。

 Windows 11に関連としては、Microsoft 365とOffice 2021のUIを一新、Windowsd 11のデザインに合わせたカラーパレットの使用に加えてライトモード/ダークモードの変更など、Windows 11と同様になる。

 Microsoft 365には、PC、Mac、モバイル向けのWord、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook、OneDrive、Microsoft Editor、Microsoft Family Safety(国内未提供)の最新バージョン、PC向けのAccess、Publisherが含まれる。個人向けの「Microsoft 365 Personal」は月額1284円または年額1万2984円。Microsoft 365ユーザーであれば10月5日よりアプリのデザイン変更が自動的に反映され、10月~11月中にMicrosoft Teamsが提供される。Office 2021は10月5日より全世界の販売店およびMicrosoft.comで購入できる。

 なお、「Office 2013」はWindows 11ではサポートから外れることからアップグレードを推奨している。

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