週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

自宅用、職場用の1台として扱いたい人にオススメ!

Windows11無償アップグレード対応! 第10世代Core搭載で9万円台、普段使いやテレワークに最適な17.3型ノートPC「mouse F7-i5」

2021年10月13日 11時00分更新

文● 宮里圭介 編集●市川/ASCII
提供: マウスコンピューター

打鍵しやすい素直なキーボードと小型ACアダプターが使いやすい!

 大型ノートPCの魅力の1つとなるのが、無理のない配列となっているキーボード。小型のノートPCではどうしてもスペースに余裕がなく、一部のキーが小さくなっていたりするものだが、17.3型液晶を搭載するノートPCだけあって、余裕がある。

 カーソルキーは縦幅が半分しかないものの、周囲にほかのキーが配置されていないため、間違えにくくなっているのがうれしい。

妙に小さくなってしまっているキーがないだけでなく、テンキーまで装備。エクセルなどで数値入力が多い場合でも安心だ

 キーのタッチはやや重いため、最近は軽くてストローク浅めがトレンドだが、意図せずキーを押してしまうというミスも起こりやすい。その点、このキーボードはしっかりとした押し心地と十分なストロークがあるため、従来のキーボードに慣れている人にとって使いやすくなっている。

 さらにうれしいのが、キーのタッチ音が小さめであることだ。リモート会議に参加していると、他者のタイピング音が聞こえてくる場合もあるが、この懸念を気にしなくて済むのは気が休まるだろう。もちろん強く叩けばそれなりの音はするが、普通に打鍵するぶんには気にならないレベルだ。

 最近のノートPCとしては珍しく、光学式ドライブとしてDVDスーパーマルチドライブが標準で装備されている。さすがに出番は少なくなっているとはいえ、今でも資料をDVD-Rなどで受け取ることもあるし、CDのリッピングでも役立つだけに、あって損はない。

DVDスーパーマルチドライブを標準装備。使う機会は減っているが、あったらあったで便利に使える

 なお、光学式ドライブはカスタマイズの対象になっており、Blu-ray Discドライブへの変更は8580円(税込)で可能。逆に光学式ドライブを「非搭載」にすれば、2200円(税込)の割引となるので、不要な場合は非搭載にするのも手だ。

 意外に感じたのは、大型なボディーとは裏腹に、ACアダプターがコンパクトなこと。これは、画面こそ大きいものの、CPUなどの消費電力は大きくないためだ。また、USB PD(Power Delivery)にも対応しているため、別途PD対応充電器(45W以上)を用意すれば、USB Type-Cポートから充電可能だ。ACアダプターを減らしたい、共通化したいと考えている人には、うれしいポイントとなる。なお、BTOにてPD対応充電器をラインアップしているので、同時に購入するのもアリだ。

ACアダプターは45Wの小容量で、17.3型ノートPC用とは思えないほどコンパクトだ

 大きくてもノートPCなので、バッテリー駆動も可能。ただし容量は31Whと小さく、スペック上の駆動時間は約4時間と短い。だが、普段使いやテレワークなどの作業ではACアダプターにつないで使用する据え置き用として考えれば問題ないだろう。基本的にはACアダプターをつないでおき、停電時でもいきなりPCの電源が落ちずに済むUPSのような感覚で使うのがオススメだ。もしくは、一時的な利用……例えば、気分転換にリビングで作業するといったように、場所を移動して使う場合だけバッテリーに頼るといいかもしれない。

本体の大きさと比べれば、バッテリーは驚くほど小さい。容量も31Whしかなく、基本はACアダプターでの利用となる

 インターフェースのなかで気になるのが、USBの数と速度。左右の側面に2基ずつUSBが装備されているが、右側面は速度低めのUSB 2.0×2(Type-A)となっている点には注意が必要だ。また、左側面はUSB 3.1(Type-C)と、USB 3.0(Type-A)となっており、速度が異なる。外付けSSDなど、高速なストレージを接続したい場合はType-Cで使いたい。ちなみに、Wi-Fiは最新のWi-Fi 6にまで対応。最大2.4Gbpsでの通信が可能だ。

左側面は有線LAN端子、アナログRGB、USB 3.1(Type-C)、HDMI、USB 3.0(Type-A)を装備

右側面はヘッドフォン出力、マイク入力、USB 2.0×2(Type-A)。光学式ドライブはこちら側に搭載されている

SDカードリーダーは手前に装備。別途カードリーダーを用意しなくていいのは意外と便利だ

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう