週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

アソビモの新作アクションRPG「N-INNOCENCE-」発表会でバトルシステムが公開。リリース日は11月24日

2021年10月01日 22時00分更新

 アソビモは9月30日、スマートフォン向け新作アクションRPGタイトル「N-INNOCENCE-(エヌ・イノセンス)」のリリース発表会を開催した。

プロデューサーの片沼洋和氏(画像右)、コミュニティーマネージャーのよもぎさん(画像中央)、声優の山田美鈴さん(画像左)。山田さんは事務所に所属してすぐのタイミングでの抜擢だったとのこと

サウンドクリエイターの池田善哉氏(画像左)、林ゆうき氏(画像中央)。林氏はプロデューサーの片沼氏が「アニメの劇伴を聴いてファンだった」と紹介するなど、本作のアニメを意識した側面が起用のきっかけになったという

 発表会にはプロデューサーの片沼洋和氏、サウンドクリエイターの林ゆうき氏、池田善哉氏に加え、コミュニティーマネージャーのよもぎさん、本作でメインキャラクターの声優を務める山田美鈴さん、主題歌を担当する鈴木愛奈さんが登壇。タイトルのコンセプトや実機でのプレイを交えたバトルシステムの解説などが発表された。

本作のキャッチコピー。戦闘ではアニメーションのカットインが入るなど、個性豊かなキャラクターを活かしたアニメ的な演出が強化されている

物語は世界中の神話をベースに構築しており、世界中の神々が登場する章ごとのオリジナルストーリーになるとのこと

 スマートフォン向けMMORPGなどを数多く手掛ける同社だが、「N-INNOCENCE-」はフレンドシステムのような要素こそあるものの、基本的にはシングルプレイで遊ぶアクションタイトルだ。本作が掲げるキャッチコピーは「“超美麗”アニメ」ビジュアル×「“想い”繋げる」RPG×「“神《シン》”感覚」アクション。

 北欧神話やギリシャ神話、日本神話など様々な神話の神々をクロスオーバーさせたオリジナルの世界設定でストーリーが展開されるほか、格闘ゲームを意識したタップ操作やフリック操作でできる爽快感の強いバトルシステムなどが特徴となっている。

主題歌を歌う鈴木愛奈さん。自身も声優として活躍しながら、アーティストとしてアニメソングも歌唱している

 プロデューサーの片沼氏によれば、本作は「アニメーション的な演出を強く意識している」とのことで、バトルで使用されるハイクオリティなキャラクターCG、挿入されるアニメーションはもちろん、音楽なども日本のテレビアニメを思わせるものに仕上がっている。

 実際に、オープニングなどのアニメーションは国内著名スタジオである「Production I.G」の製作であることが明かされており、林氏や池田氏といったクリエイター陣、主題歌を歌う鈴木愛奈さんの起用に関しても、そういったアニメへのこだわりが反映されているようだ。

バトルは3人のメインキャラクターと1人のサポートキャラクターを編成し、格闘ゲームのようなアクションが展開される

 発表会の前には本作の試遊端末がメディア向けに配布されており、バトルの一部を実際にプレイできた。本作には、横スクロールのマップ上で複数のウェーブに分かれた敵をアクション操作により倒していく、いわゆる対戦格闘ゲームを思わせるバトルシステムが採用されている。

 画面をタップすることで攻撃、フリックでジャンプや回避といった操作性はシンプルだが、キモとなるのは最大3人のキャラクターの切り替えとサポートキャラクターの存在だ。

ダメージを蓄積させることで敵が「バースト」状態となる、一定時間行動不能に。コンボの切れ目などでキャラクターを入れ替えれば「スイッチコンボ」が継続し、怒涛の連続攻撃が可能になる

 バトルにはメインとなる3人のキャラクターに加え、サポートキャラクター1人を同行できる。基本的にはメインキャラクター1人が画面に登場しているが、画面左下にある他キャラクターのアイコンをタップすることで、いつでもキャラクターを変更できる。

 この「いつでも」というのが肝心で、たとえば攻撃中にキャラクターを変更してコンボを継続する「スイッチコンボ」といった操作が重要になってくる。攻撃の蓄積によって敵がバースト(一定時間行動不能)したスキをつき、キャラクターをどんどん切り替えることで、多くのコンボを繋げていけるわけだ。

SPゲージを消費して放つ奥義「神威(シンイ)」。発動時はアニメーションのカットインが挿入されるなど、スマートフォンゲームながら演出はかなりリッチだ

 サポートキャラクターはコンボに組み込めるほか、登場時には一定時間キャラクターが無敵となるため、敵の攻撃の回避にも利用可能。そのほか、画面の長押しで発生するキャラクターの固有技「ユニークアーツ」によるバースト促進、SPゲージを貯めることで発動可能になる強力な奥義「神威(シンイ)」といったテクニックを使い、敵をうまく殲滅していくのがバトルの主な流れとなっている。

会場では登壇者も実際にプレイ。プロデューサーの片沼氏は片手でプレイしてステージをクリアし、手軽さをアピール

 実際にプレイしてみると、敵への接近はある程度自動で行われ、コンボも敵の反撃タイミングでさえなければ容易につながってくれるため、操作感は非常に軽快だと感じた。フリックの回避操作にやや難しさはある印象だが、サポートキャラの無敵時間やユニークアーツのカウンターを使う、遠距離攻撃キャラで距離を取るといった行動をうまく使っていけばカバーできるだろう。

 3キャラクターでスイッチコンボを使えればチェイン(コンボ数)が大きく溜まっていく上、コンボのシメに奥義を発動できれば爽快感はかなりのものだ。個人的には、システムを分かってさえいれば、あまり格闘ゲームが得意でなくとも気持ちよくゲームができそうな印象を受けた。

事前登録キャンペーンでは、登録者数によりサービスイン時にキャラクター「オモイカネ」がもらえるとのこと

 キャラクターはガチャやイベントで入手できる仕組みとなっているそうで、それぞれにキャラ性能や5つの属性相性(敵のバーストさせやすさに関わる)が設定されており、プレイヤースキル以外にもキャラクターの編成が攻略のカギになってくるようだ。サービス開始時には20以上のキャラクターが実装されるほか、詳細は明かされなかったが、フレンドのキャラクターレンタルのようなシステムも実装予定とのこと。

発表会終盤では、自身も声優として作品に出演し、応援大使としてもゲームをサポートする杉田智和さんのビデオレターが公開に。その後、質疑応答ではなぜか会場に登場して質問を行い、会場を沸かせていた

 発表会の終盤では、正式リリースが11月24日となること、登録人数ごとに配布アイテムが付与される事前登録キャンペーンがスタートしたことなどが発表された。またメディア向けの質疑応答では、キャラクターごとのストーリーが段階的に実装される予定である、エンドコンテンツを複数用意する予定であるといった情報が片沼氏の口から語られた。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります