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3秒間だけ時間を巻き戻せる斬新なアクションゲーム『COGEN:大鳥こはくと刻の剣』を体験レポ

2021年10月01日 18時00分更新

 ジェムドロップはTGS2021で『COGEN:大鳥こはくと刻の剣』(コーゲン)をプレイアブル出展。本作のキャッチコピーは“新感覚剣戟2Dアクション”。グラフィックはすべてドット絵で描かれており、ちょっと懐かしい見た目のアクションゲームだ。

 しかし、一度プレイすると時間を巻き戻せる斬新なゲームシステムに驚かされる。プレイヤーが操作する主人公「大鳥こはく」は言葉を話す剣「エグゼブレイカー」と共に戦う。エグゼブレイカーは振り回して敵を攻撃するだけでなく、敵が放った弾を打ち返せる。それ以上にユニークなのは、「ウロボロシステム」と呼ばれる能力が備わっており、いつでも時間を最長3秒戻せるところだ。

 たとえば敵の攻撃に当たってしまった場合、「時戻し」ボタンを押せば攻撃が当たる前の状態に戻せる。また、穴に落ちてしまった場合は落ちる前の状態に戻せる。時戻しボタンで巻き戻れる時間の長さは最長3秒。3秒以内であれば、どれだけ戻るかは任意で決められるのがおもしろい。

時を戻そう……たった3秒だけど回復すれば無限使用可

 とても便利な「時戻し」機能だが、連続で発動すると画面左上のゲージが減り続け、使用不可能になってしまう。しかし、このゲージは時間と共に回復するので、よほど乱用しなければ困ることはなさそう。ゲージは移動中も回復するが、ジッと立ち止まっていると高速で回復するため、安全地帯でその都度回復させるのがコツのようだ。

「時戻し」の機能は敵の攻撃を回避するだけでなく、マップに点在するトラップの解除にも使用する。体験会でプレイしたあるシーンでは、ウロボロシステムのエネルギーを使って足場を固定する用途で使用した。スタッフによると、この他にもさまざまなトラップが登場するとのこと。先に進めなくなったら「時戻し」を発動させてみると、攻略のヒントになるかもしれない。

しっかり練り込まれたストーリー

『コーゲン』は遊びごたえのある本格派アクションゲームだが、ストーリーや舞台設定もしっかり作り込まれている。主人公の大鳥こはくが戦う理由や、ゲームの舞台である海上都市「コーゲン・シティ」の現状など、ゲームの進行と共に紹介される。本作最大のウリがアクションがウリのゲームなのは間違いない。しかし、要所々に差し込まれる大鳥こはくとエグゼブレイカーの楽しい会話劇も本作の魅力だと感じた。

『COGEN:大鳥こはくと刻の剣』の発売日は2022年1月27日で、プラットフォームはNintendo SwitchとPlayStation 4、Xbox One、Xbox Series X/S、Steamを予定している。アクションゲームファンは期待してほしい。

【ゲーム情報】

タイトル:COGEN: 大鳥こはくと刻の剣(こーげん: おおとりこはく と ときのつるぎ)
ジャンル:剣戟アクション
開発・販売:ジェムドロップ
作曲:桜庭 統氏
プラットフォーム:Nintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One/Xbox Series X|S/PC(Steam)
※パッケージ版はNintendo Switch/PlayStation 4のみ
発売日:2022年1月27日発売予定
価格:
 通常版 3960円
 ダウンロード版 2860円
 限定版 7700円
CERO:審査予定

【パッケージ版概要】

初回特典(パッケージ版のみ):
 DLC“追加シナリオ&プレイ可能キャラクター:アーカーシャ編“(通常版・限定版ともに封入)
限定版特典:
 1.豪華設定資料集
 2.ボイスドラマ&ミニサントラCD
 3.DLC“追加シナリオ&プレイ可能キャラクター:アーカーシャ編”
※仕様は予告なく変更されることがあります。

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