キャリア/SIMフリーで広く販売され、お手頃価格と充実した機能でミドルクラスの鉄板Androidスマホとしておなじみのシャープ「AQUOS sense」シリーズ。今年は他モデルと数字を合わせて「AQUOS sense6」として発表された。
5G対応で、従来モデル同様に4570mAhの大容量バッテリーを搭載しながら、有機ELの採用、薄型・軽量化が進められたのが魅力的と言える。発売は今秋以降が予定で、まずはドコモ/auからの発売が予定されている。
IGZO OLEDを新採用
従来モデルより1mm&20g以上の薄型軽量化がうれしい
そのAQUOS sense6だが、外観は前年モデルの「AQUOS sense5G」「AQUOS sense4」と大きく変わらないように見える。しかし、画面下部にあった指紋センサーが画面内に移動し、狭額縁化が進められている。パネル自体もIGZO液晶からシリーズ初のIGZO OLEDに、サイズは約20.3:9の6.1型と縦方向に拡大されている(従来は19:9の5.8型液晶)。これにより、薄型化(8.9mm→7.9mm)に加え、重量もAQUOS sense5Gの約178gに対して、約156gと大幅な軽量化が実現されている。
カメラも進化した部分。標準+広角+望遠(光学2倍)の3眼構成に変更はないが、メインの標準レンズは4800万画素と高画素化のほか、F値1.8の明るいレンズ、さらにAQUOS R6の技術を応用した画質エンジン「ProPix3」の採用で、より自然な表現の写真が撮れるとしている。
CPUはSnapdragon 690 5Gと前年モデルと変更なしだが、4GB/64GBモデルに加え、6GB/128GBモデルも用意される予定。バッテリー容量は前述のとおりに4570mAhだが、フラグシップ機「AQUOS R6」にも採用された、バッテリー残量が90%に達すると充電を停止し、端末に直接給電してバッテリー負荷を減らす機能により、使用開始3年後もバッテリー容量を90%を維持するとしている。
おサイフケータイ、防水・防塵にももちろん対応。カラバリはライトカッパー、シルバー、ブラックの3色が用意される。今年もミドルクラスの定番としての存在はしっかり堅持しそうだ。
AQUOS sense6 |
AQUOS sense5G (SIMフリー) |
AQUOS sense4 (SIMフリー) |
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ディスプレー | 6.1型有機EL (約20.3:9) |
5.8型液晶 (19:9) |
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画面解像度 | 1080×2432 | 1080×2280 | |
サイズ | 約70×152 ×7.9mm |
約71×148 ×8.9mm |
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重量 | 約156g | 約178g | 約177g |
CPU | Snapdragon 690 5G 2GHz+1.7GHz (オクタコア) |
Snapdragon 690 5G 2GHz+1.7GHz (オクタコア) |
Snapdragon 720G 2.3GHz+1.8GHz (オクタコア) |
内蔵メモリー | 4/6GB | 4GB | |
内蔵ストレージ | 64/128GB | 64GB | |
OS | Android 11 | Android 11 | Android 10 |
無線LAN | IEEE802.11ac | IEEE802.11ac | |
カメラ | 約4800万画素 +約800万画素 (超広角) +約800万画素 (光学2倍) /イン:約800万画素 |
約1200万画素 +約1200万画素 (超広角) +約800万画素 (光学2倍) /イン:約800万画素 |
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防水/防塵 | ○/○ (IPX5,8/IP6X) |
○/○ (IPX5,8/IP6X) |
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FeliCa/NFC | ○/○ | ○/○ | |
バッテリー容量 | 4570mAh | 4570mAh | |
生体認証 | ○(画面内指紋、顔) | ○(指紋、顔) | |
カラバリ | ライトカッパー、 シルバー、 ブラック |
ライトカッパー、 オリーブシルバー、 ブラック |
ライトカッパー、 シルバー、 ブラック |
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