Core i7-11700K搭載、SSD+HDDのハイブリッド構成などが特徴
WQHDなら100fps以上! 「テイルズ オブ アライズ」を快適に遊びたいなら25万円のRTX 3060 Ti搭載「G-Tune EN-Z-3060Ti」がオススメ!
2021年9月9日、バンダイナムコエンターテインメントは「テイルズ オブ」シリーズの最新作、「テイルズ オブ アライズ」を発売した。このテイルズ オブ アライズは、シリーズ最新作にあたり、公式ジャンル名は「心の黎明を告げるRPG」とされている。プラットフォームは、PlayStation 5やPlayStation 4、それにXbox Series X|S、Xbox Oneといったコンシューマーゲーム機のほかに、SteamによるPC版も用意されている。そのため、PCでテイルズ オブ アライズをプレイしたいと考えている人や、テイルズ オブ アライズを快適にプレイするためにPCの新調を画策している人も多いのでないだろうか。
そこで、今回はマウスコンピューターのゲーミング向けデスクトップPC「G-Tune EN-Z-3060Ti」を取り上げ、そのスペックを解説するとともに、テイルズ オブ アライズが快適に遊べるかどうか確認してみたい。
試用機の主なスペック | |
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CPU | Intel「Core i7-11700K」 (8コア/16スレッド、3.6~5.0GHz) |
グラフィックス | NVIDIA「GeForce RTX 3060 Ti」 (GDDR6、8GB) |
CPUクーラー | 水冷CPUクーラー(120mmラジエーター) |
メモリー | 16GB(DDR4-3200、8GB×2) |
ストレージ | 512GB SSD(M.2接続/NVMe対応)+2TB HDD |
光学式ドライブ | 非搭載 |
インターフェース | USB 2.0 Type-A×2、USB 3.0 Type-A×9(背面:5/上面:4)、USB 3.2 Type-C、有線LAN端子(2.5GBASE-T)、DisplayPort×3、HDMI、SDカードリーダー、マイク入力×2、ヘッドフォン出力、ラインイン、ラインアウト、リアスピーカー、センター・サブウーファ―、SPDIF/オプティカル/角型 |
通信規格 | Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5 |
電源 | 700W(80PLUS BRONZE認証) |
サイズ | およそ幅210×奥行521×高さ426mm |
重量 | 約12.9kg |
OS | Windows 10 Home(64bit) |
ストレージはSSDとHDDのハイブリッド構成
Core i7-11700KにRTX 3060 Tiとなかなかのスペック
まずは、G-Tune EN-Z-3060TiがどのようなPCなのか説明していこう。G-Tune EN-Z-3060Tiは、CPUに「Core i7-11700K」を採用。このCore i7-11700Kは、8コア/16スレッドタイプの第11世代Coreプロセッサーにあたり、ベースクロックは3.6GHzだが、Turbo Boost適用時の最大動作クロックは5.0GHzに達し、高いパフォーマンスが期待できる。
その冷却には簡易水冷クーラーを採用し、静音性は申し分ない。ヘッドフォンを装着しなくても、テイルズ オブ アライズのプレイ中に、そのCPUクーラーの動作音が耳障りに感じることはまったくない。なお、ラジエーターのサイズは120mmと小さめだが、CPUが熱くなりすぎることはなかったので、このサイズで冷却性能は十分ということなのだろう。
続いてGPUにはNVIDIAのAmpereアーキテクチャーを採用した「GeForce RTX 3060 Ti」(以下、RTX 3060 Ti)を搭載。そのGPUクーラーには90mm角相当のファンを2基装備するほか、アイドル時にはファンの回転を停止する機能も用意されており、実際にゲームをプレイしていても、その動作音が気になることはまったくなかった(出荷モデルによっては搭載のビデオカードは異なる)。
RTX 3060 TiはRTX 30シリーズのミドルレンジ向けGPUで、前世代の「GeForce RTX 2080 SUPER」よりも高速とうたっている。RTX 3060 Tiのゲームパフォーマンスが気になるところだ。のちほどベンチマークテストの結果を紹介する。
ストレージは、512GB SSD(M.2接続/NVMe対応)と2TB HDDを備えたハイブリッド構成だ。M.2 SSDは、シーケンシャルリードは最大2100MB/秒、一方のシーケンシャルライトは最大1500MB/秒と、高速データ転送を実現している。また、HDDはSerial ATA 6.0Gbps接続のため、さすがに転送速度はSSDに適わないが、2TBという大容量は多くのゲームをインストールしたいゲーマーにとってかなり魅力的だ。
マザーボードには、Intel Z590チップセットを備えたオリジナルモデルを搭載。利用できるCPUは第11世代のインテル製のみという記述が基板上に見られる。特筆すべきは、有線LANが2.5GbEをサポートしているほか、Wi-Fi 6に対応した無線LANを装備していることで、ネットワーク周りはかなり充実している。システムメモリーは、DDR4-3200を16GB搭載しており、ゲーミング用途では十分な容量だ。また、オンボードサウンドとして、Realtek製コーデックを採用し、「Realtek Audio Console」から環境やイコライザーのプリセットを利用できる(すべて、仕様機の場合)。
これらを支える屋台骨ともいえる電源ユニットには、80PLUS BRONZE認証を受けた定格出力700Wのものを採用。Core i7-11700KのTDP(熱設計電力)が125W、RTX 3060 TiのTGP(総消費電力)が200Wであることを考えると、十分な容量を備えているといっていい。
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