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CAGが全勝優勝！賞金総額3200万円のR6S公式大会「RJL 2021」最終節レポート

2021年09月27日 00時00分更新

文● 八尋編集●ASCII

一進一退の攻防を制した第1マップに打って変わって、圧倒的な完成度の高さを見せた第2マップ

GUTS Gaming

REJECT

　26日の第1試合は、GUTS Gaming対REJECT。第1マップは山荘、第2マップはカフェ・ドストエフスキーとなった。

　第1マップは、5-5までは両チームともラウンドを取られたら取り返すという一進一退の攻防に。どちらが勝利するか緊張の展開だったが、最終的には7-5でGUTS Gamingに軍配があがった。

第1マップは7-5でGUTS Gamingに軍配があがった

　第2マップのカフェ・ドストエフスキーは、先日のGUTS Gaming対CYCLOPS athlete gamingの戦いで、GUTS Gamingが7-0で完封したことで話題となったマップ。今回も、かなりの完成度の高さと撃ち合いの強さをみせ、7-2でGUTS GamingがREJECTに勝利。GUTS Gaming対REJECTは、2-0でGUTS Gamingの勝利となった。

第2マップは7-2でGUTS Gamingが勝利

CAGの全勝勝利か、Sengoku Gamingが一矢報いるかの激熱な戦いに

CYCLOPS athlete gaming

Sengoku Gaming

　第2試合は、CYCLOPS athlete gaming対Sengoku Gamingで、第1マップはカフェ・ドストエフスキー、第2マップは銀行となった。CYCLOPS athlete gamingは、この戦いの前に優勝は決まっっていたものの、これまでに1敗もしておらず、全勝優勝がかかった戦いに。逆にSengoku Gamingはその全勝優勝に一矢報えるかという戦いになった。また、Sengoku GamingのRamu選手がKPIトップで、2位と3位にCAGのAnitun選手とAyagator選手が続いていたため、個人の成績にも注目が集まる一戦となった。

　第1マップのカフェ・ドストエフスキーは、一瞬のスキをついてプラントを仕掛け、それを一瞬の判断で阻止するなど、激熱の戦いに。ラウンドも3-3で折り返すなど一進一退の攻防となったが、最終的には7-3でCYCLOPS athlete gamingに軍配が上がった。

4対1と人数不利で見事プラントを阻止したBlackRay選手

7-3でCYCLOPS athlete gamingが勝利

　第2試合もCYCLOPS athlete gaming優勢で試合展開が進み、このままCAG勝利で終わるかと思われたが、Sengoku Gamingがじわじわと追い上げ、延長ラウンドに突入。最終ラウンドではCAGがプラントまでこぎつけたものの、Sengoku Gamingがしっかりと殲滅して勝利を飾り、決着は第3ラウンドまでもつれこんだ。

延長の末Sengoku Gamingが勝利。これで決着は第3マップに

　第3マップは、海岸線。こちらも、どちらが勝つか最後までわからないハラハラする戦いに。両チームとも室外にいる敵チームに対してキルを取りに行くなど奇襲も多くみられ、一進一退の攻防が続いた。そしてCAGのマッチポイントでの最終ラウンドでは、Sengoku Gamingがプラントを成功させたものの、不利な状況でAyagator選手が下の部屋からの突き上げで3人を倒し、劇的な勝利をおさめ、第3マップをCYCLOPS athlete gamingが奪取し、全勝勝利で優勝を飾った。