週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

PS5をモバイル! あの本体を軽快に持ち運べるバックパックを試した

2021年09月27日 12時00分更新

 先日、PS5を電車に乗って持ち運ぶ必要があり、急遽「PS5用」を謳うバックパックを購入しました。正直、筆者自身はもう1回使う機会があるかどうかは微妙なのですが、ちょっとだけ改良を加えれば使い勝手がよかったので、使用レポートをお届けいたします。

Amazon.co.jpで4980円で購入。ブランドは「Trunab」というところです。このブルーのほかに、ブラックモデルが用意されています

 「PS5 バッグ」で検索すると、もっと安かったり、逆に剛性の高そうなバッグはいろいろヒットするのですが、私が本製品を選んだ理由は駅から家が遠いから。最寄り駅から自宅まで歩くとだいたい20分ぐらいかかるんです。この距離をショルダーバッグをかけて歩きたくないですよね? ということで比較的数少ないバックパックタイプだった本製品をポチリしたわけです。

 翌日本製品が届いたのですが、折りたたんだ状態で梱包されており、持ってみるとかなり軽いので(実測781g)、「あまり保護性能は高くないかもー」と思ったのですが、各部の厚みを調べてみると数ミリのクッションが入っていました。強い衝撃を与えればPS5のボディーに被害が及ぶ可能性はありますが、多少取り扱いに配慮すれば比較的安全に運べそうです。

半分に折りたたんだ状態で届きました。でも、全体的に数ミリの緩衝材が入っており、一定の保護性能は備わっています

実測重量は781g。製品ページにサイズは32×20×45cm、重量は1.2kgと書かれていますが……

 しかし、底のクッションも前後左右とほぼ同じ厚みなんですよね。これではちょっと雑に床に置くと、PS5の樹脂製ボディーにダメージが及ぶ可能性があります。というわけで手持ちのスポンジを本製品の底に合わせて、2枚仕込むことにしました。これでかなり保護性能は高まったはずです。適当なスポンジが入手できない場合には「プチプチ」(エア緩衝材)を入れてもよいですね。

買ったままでは底の緩衝材が薄すぎです

スポンジを底のサイズに合わせて2枚用意……したいところだったのですが、サイズが足らなかったので、この2枚を逆にして底に敷きました

 いきなり製品の改善から入りましたが、これ以外の作りは結構よいんです。まず、筆者がバックパックで最重要視する持ち手はかなり厚みがあり、長時間片手で持っても手が痺れにくいです。ショルダーストラップは薄いながらもクッションがちゃんと入っており、また幅が広いので、PS5の重量を広い面積に分散してくれます。

 ポケットも前、両サイドに用意されており、またメインコンパートメントにもポケットと仕切りが用意されています。PS5の運搬以外の用途にも幅広く使えそうですね。

電車車内で背負うのがはばかれる状況でも、厚手の手持ちのおかげで比較的長時間持ち続けられます

ショルダーストラップの幅は74mm前後。広い面積に重量が分散するので肩の疲れを軽減してくれます

フロントコンパートメントにはジッパー付きメッシュポケットと、コントローラーを入れるためのふたつのポケットを用意。ただし、筆者はジッパー付きメッシュポケットに外付けSSD、USBメモリー、ヘッドフォン用ドングルを入れて、真ん中には財布を収めました

左のポケットにはコントローラー、右のポケットにはケーブル類を収納。本来はゲームのパッケージを入れることを想定したスペースらしいのですが、私はダウンロード版しかソフトを買わないのでアクセサリーだけを入れました

メインコンパートメントにはもちろんPS5を収納。Amazon.co.jpの製品ページには、このほかに15.6インチのノートパソコンも入れられると謳われていますが、そのまま入れるとPS5と接触して傷が入りそうなので、スリーブケースを使うことをオススメします

本来ノートパソコンを入れることを想定したメインコンパートメントのポケットにはPS5のスタンドを入れました

 もうちょっと全面……特に底の緩衝材が厚ければいいのになーと思いつつ、保護性能を高くすればそれだけ重くなります。底のクッションだけなら簡単に補強できるので、軽量性を重視してPS5を軽快に持ち歩きたい方はぜひ購入候補のひとつとしてご検討ください。

背負うとこんな感じです

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事