山根博士のグロスマレビュー
シャオミ「Mi 11 Lite 5G」海外版を1ヵ月使ってわかった使い勝手の良さ
ミドルレンジには珍しい超広角とマクロを搭載
カメラは日本モデルと同じで6400万画素の標準(広角)、800万画素の超広角、500万画素のマクロの3つ。マクロの画素数が若干高いことが特徴でもある。またシャオミの低価格モデルは超広角を搭載していないモデルがあるが、Mi 11 Lite 5Gは0.6倍をしっかり搭載している。
カメラのモードは「プロ」「ビデオ」「写真」「ポートレート」「もっと見る」の切り替え方式。写真モードでは1200万画素相当での撮影となる。画面右上タップで簡易設定が可能で、写真サイズ、タイマー、グリッド表示、スーパーマクロなどの切り替えが可能。ビデオモードでは最大4K 30fpsへの切り替えなどが可能だ。
「もっと見る」のモードからはより細かいモードの切り替えが可能となる。よく使うだろう「夜景」や「6400万画素」や、人物を複製する「クローン」、効果音入りのショートビデオを簡単に撮影できる「Vlog」など楽しいモードも備わっている。アプリを追加しなくともMi 11 Lite 5Gだけでも凝った撮影が可能だ。なおこの「もっと見る」を写真モードからスワイプ一発で呼び出せす切り替えや、アイコンの並びをタイル状にできるなど、細かいカスタマイズもできる。
それでは以下は作例となる。画像はクリックでオリジナルサイズを表示できる。
【まとめ】薄型で軽量は最大の武器!
メイン端末としても十分な実力
Mi 11 Lite 5Gは性能と価格のバランスがいいだけではなく、薄型軽量かつデザインも美しい。5Gスマートフォンの入門機にも向いているし、メイン端末として使うことも十分可能だろう。シャオミはより低価格なRedmiシリーズのスマートフォンも多数展開しているが、Redmiの一つ上のクラスのモデルとして、Mi 11 Lite 5Gは日本を含む世界中の消費者から大きな注目を集める製品と言えそうだ。
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